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ストーリー

息子がハマったオモチャの正体とは?ある父親の気まずい体験がネットで話題に

ある男性がインターネットのプラットフォームredditに掲載した話題のエピソードをご紹介しましょう。

「妻が数週間の出張中に出ている間に起こった出来事です。週末に息子がチューリップのような小さなシリコン製のカップで遊んでいるのに気づきました。私が『どこで見つけたの?何に使うの?』と尋ねると、息子は自慢気にそのカップの万能っぷりを見せてくれました。

Tshegofatsong learners receive menstrual cups, 7 May 2016

そのカップは、おもちゃのヒーローが町を救うのを助けたり、海賊の宝箱になったり、宇宙船の保護シールドになったりしていました。息子は、公園にも、買い物にも、レストランにまで持っていくほどのハマりよう。私もすっかり気に入ってしまいました。専用の小さな袋までついているので、おもちゃのセットに付属しているものだとと思っていました。

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そして今朝、学校にいく支度をしていると、息子が『今日はクラスの前で話したいことを何でも選んで話していい日』だと言います。そこで息子はお気に入りのあの小さなおもちゃを持って張り切って登校しました。

午後になり、私が学校に息子を迎えにいくと担任の先生から少し話がしたいと声をかけられました。息子は嬉しそうな顔をしているので、困っているわけではなさそうです。

私たちの会話はこんな感じでした。
先生:息子さんのプレゼンは… 非常に興味深いものでした。
私:それはよかった。もう何日もあれで遊んでいるんです。
先生:ええと、お父さん。あれが何かご存知ないのですよね?

私は少し焦り始めました。「やばいぞ、おもちゃじゃないのかも」

先生:これは月経カップです。

明らかに動揺している私に気づいて、先生は説明してくれました。

先生:中に入れると血がたまるんです。
私:えっと…ずっと入れておくということ?

先生はうなずきました。

私:本当ですか?でも…入らないのでは?その…快適じゃないような…
先生:ああ、これはあらかじめ折りたたんでおいて、差し込んだ後に開くんです。

会話はぎこちなく、私にとっても、きっと先生にとっても、決まりの悪いものでした。

私:わかりました。妻はこれをもう使いたくないでしょう。代わりのものはどこで手に入るか教えていただけますか?

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夕方、妻が帰宅した後、私がその話をすると、妻はお腹を抱えて笑いました。息子は相変わらずカップでお茶会をしています」

このお父さんにとっては、なんとも恥ずかしく、バツの悪い出来事でしょうが、良いこともありました。この投稿はネット上で瞬く間に拡散したので、まだ月経カップを知らない多くの読者にとっても、良いきっかけになったようです。

プレビュー画像: © Flickr/GovernmentZA