心優しい家族がゴミ山から発見された二人の幼い兄弟を救う

アメリカでは通常、ホームレスの家族の子供の将来の見通しは希望が持てるものではないといいます。 家に住み、仕事や趣味を持ち、友人を持つ、いわゆる「普通」の生活がどのようなものか子供たちに示すことができない可能性が高いためだそうです。フロリダ州パスコカントリー出身のこの二人の子供たちは、生まれた時からホームレスの境遇でした。薬物中毒の両親とともに、教会裏の林の中の小さなテントで生活していました。

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キルスティンとロニー・スチュワート夫妻もまた、三人の子供たちとともにパスコカントリーに住んでいました。ロニーは教会の牧師で、キルスティンも同じ教会で働いていました。ある日仕事を終え家路に向かう彼らは、ひどく乱れた髪をした幼い二人の男の子たちがゴミ袋の間に座っているのを見つけました。一人は2歳、もう一人はわずか生後半年ほどの赤ん坊でした。オムツ以外に何も身につけていませんでした。キルスティンとロニーはこの男の子たちが、教会主催の慈善活動「スープキッチン」が提供している無料の食事をもらいに度々来ていた夫婦の子供たちだということに気がつきます。

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夫婦は、大人から見放された哀れな幼い子供たちを何もせずに見ていることはできませんでした。この子供たちを助けないといけないと彼らは考えます。ロニーは両親を探し出し、暖かなベッドで寝かせ、充分な食事を食べさせるために一晩子供たちを彼の家に泊めてもよいか聞いてみたのです。両親は即座にこの申し出を了承しました。

「全身に虫刺され痕がありました。とても不衛生な状態で、家に連れて帰りお風呂に入れたとき、お湯を入れ替えて再度入浴させなければいけない程でした。年上の子は靴を履いていましたが、靴下は履いていませんでした。靴を脱がせたとき、足の甲の小さな皮膚が剥がれ落ちてしまいました」キルスティンは子供たちを発見した当時の状況を振り返ります。

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そして翌日、ロニーとキルスティンは子供たちを約束通り、両親の元に届けました。

ところがその次の日、意外なことに子供たちの両親が教会を訪れてきました。彼らの傍らには民生委員がいました。

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実の両親は子供たちを養護施設に入れるのだけは避けたいと訴え、キルスティンとロニーに彼らが長期的解決策を見つけるまでの数日間、子供たちを再び預かってくれないかと頼んだのです。すでに家に三人の子供たちがいたスチュワート夫妻でしたが、夫婦はこの願いを快諾しました。

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元々、キルスティンとロニーはもっと子供が欲しいと願っていました。しかし彼らが二人の幼児を発見する6週間前、キルスティンは自分がもう二度と妊娠する可能性はないという事実を医師から知らされていました。現在、この小さな男の子たちと生活を共にするようになってから一年が経ちます。そして先日、実の両親の同意のもと、2人は正式に養子にスチュワート家に迎えられました。

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地域の人々が 一体となって、養子縁組のための資金や法的手続きなどをサポートしてくれたそうです。

gofundme/stewartfamily

幼い男の子たちを取り巻く環境は、悲痛な育児放棄から愛情深い家族に囲まれたものへと変わりました。それにしても心の広い家族ですね。

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