おもしろ・びっくり
描かれた気持ち悪い生き物の数々。しかしその真相を知って「Aha!」と指を鳴らした
先日発売されたある書籍が、書店の来店者をざわつかせているようです。一体どんな本なのでしょうか。
な…何この生物、気持ち悪ッ!
【先行販売まであと2日!】
『カメの甲羅はあばら骨』、ジュンク堂書店池袋本店さまでの先行販売までもうすぐ!
カメ人間以外にも色んな動物人間が出てきます!
どれが何の動物人間なのかわかるでしょうか?😁😁😁#SBビジュアル新書#カメの甲羅はあばら骨#川崎悟司https://t.co/gQErnJzRR2 pic.twitter.com/nOSNPUbxMg— SBビジュアル新書編集部@『カメの甲羅はあばら骨』(発売前重版しました) (@SBVisualsinsho) November 27, 2019
実はこの本、古生物イラストレーターの川崎悟司(@satoshikawasaki)さんがTwitterに投稿した、「カメの骨格にもとづいて、人間でやってみたらどうなるか」という実験的イラストの書籍化。
とてつもなくユニークな動物図鑑だったのです!
カメの骨格はかなり特異で、甲羅は肋骨などの「胸郭」でほとんどつくられており、その中に肩甲骨や骨盤が入っている。このカメの骨格にもとづいて、人間でやってみたらどうなるか。ちょっと描いてみました。 pic.twitter.com/J61dLJNnVa
— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) April 26, 2019
カメを始め、ワニやコウモリなど人間とまったく違う体の構造を持つ動物に、ヒトの体を無理やり変形させてしまったイラストが満載のこの書籍。でもこうしてイラストで見せられると、「ああなるほど!動物の体はこうなっていたのか!」と思わず唸ってしまいます。
すでにペンギン、ツイッターあげておりました^^ pic.twitter.com/4QXrSOHStM
— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) April 26, 2019
ずっと前にあげた「コウモリの翼を人間の腕で再現」のイラストが間違っていたので、改めてのイラスト。間違っていたところは中手骨(手の甲にある骨)を指の一部にしてしまったこと。
ついでに「鳥の翼を人間の腕で再現イラスト」も描きました。 pic.twitter.com/GfcxyjTJAN— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) May 13, 2019
肩から手首までを「腕」、手首より先を「手指」といいますが、
人間は腕の方が圧倒的に長い。
でもクジラはヒレとなった前肢は腕と手指の長さは同じくらいになる。
リクガメとウミガメがいい例なんだけど、
水生適応した四肢動物は腕は短く、手指が長くなる傾向にある。 pic.twitter.com/zOtFmXHRbP— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) October 28, 2019
ただいま制作中の本
「カメの甲羅はあばら骨~くらべてわかる動物のからだ図鑑」
できあがったカメのページです
・人間の体を動物の体にしてみたら(2ページ)
・その動物の体の構造など(2ぺーじ)
・その動物の進化の話(2ページ)
といった構成です pic.twitter.com/xsjr53ZGGQ— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) October 31, 2019
川崎 悟司さんによる「カメの甲羅はあばら骨 ~人体で表す動物図鑑~ (SBビジュアル新書)」はこちらから購入いただけます。興味のある方はぜひ手に取ってみてくださいね!
