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【60年代】縛り付けられ、主婦たちによって嘘発見器にかけられるカーネルおじさん。尋問の末に放たれた一言に背筋がゾッとする。
カーネル・サンダース。言わずと知れたケンタッキーフライドチキンの創業者であり、同社の象徴的存在ですね。店頭に置かれているマネキンの、いつも変わらぬ真っ白な髪の毛と朗らかな微笑みを思い出す人も多いのではないでしょうか。
しかしその優しそうな外見とは裏腹に、1960年代にアメリカで放映されていたコマーシャルに出演しているカーネルおじさんが世にも不気味だと話題になっています。一体どのようなものだったのでしょうか?
まず1本目がこちら。
こわっ!主婦たちがカーネルおじさんを縛り上げ、嘘発見器にかけています。尋問する主婦たち。
「今日こそ教えてもらうわ…11種類のハーブとスパイスからなるオリジナルレシピの秘密を!」
「レディーたちよ、喜んで!まずは、卵とミルクをだな…」
思ったより簡単にレシピの秘密を白状するカーネルおじさん。しかし何かがおかしい。
「次におじいちゃんのコートを加えてだな…」
激しく触れる嘘発見器。混乱する主婦たち。ふてぶてしく続けるカーネルおじさん!
「最後に3本の靴紐と、タイヤを入れるのを忘れちゃいかんよ!」
ナレーション:『諸君、諦めろ。ケンタッキーのレシピは永遠に秘密なのだ…ハハハハハハ!』
2本目がこちら。
舞台は…古代エジプト?
美を磨くのに余念がないクレオパトラ。
ナレーション:『あなたが歴史を作るので忙しい時、ディナーを作る時間なんてある訳ないですよね?美味しくて超便利なケンタッキーをどうぞ…』
こちらが3本目。
まるでSFチックな雰囲気。
ナレーション:『昨年アメリカでは3億人(いや、それアメリカの総人口!)もの逃走者が出ました。1000人は牢獄から、そして残りはキッチンから』
そう、主婦たちはキッチンでの過酷な労働に嫌気がさし、秘密の地下道を通ってケンタッキーへ走ったのでした…
いかがでしたか?実に尖った、予想の斜め上を行くコマーシャルの数々でしたね。ちなみに日本ではすっかりカーネルおじさんの名前で定着している彼ですが、「カーネル」は名前ではなく、ケンタッキー州に貢献した人に与えられる「ケンタッキー・カーネル」という名誉称号で、本名はハーランドと言います。どこまでも予想を裏切ってきますね。そんなケンタッキー、これからも私たちの予想を裏切る美味しいチキンを提供し続けてくれることでしょう。
