ジーンとくる話
女性の自宅の前に座り込んで動かない一匹の犬。飼い主と話をした次の瞬間、女性はショックのあまり大声で叫び声をあげた
アメリカ・ケンタッキー州のケイト・ハワードさんは、ある日友人の葬儀に参列した後、自宅の玄関先で休憩をしていました。そこに散歩中と思われるある1匹の犬がやってきたのです。
飼い主の女性がいるにも関わらず、犬はその場に座り込んで離れようとしません。
そして飼い主が犬を連れて行こうと名前を呼んだ時、ケイトさんはハッとしました。
「ウィニー、行くわよ!」
実はケイトさん、約1年前の2018年11月、初めて1匹の子犬を保護していました。子犬に正式な里親が見つかるまでの期間、ケイトさんのもとで預かり世話をしていたのです。その子犬の名前も偶然にもウィニーでした。彼女はウィニーに里親が見つかった後、果たして可愛がってもらえるのか心配で3日間泣き続けたそうです。
This immediately registered because last November, I fostered a dog for the first time over Thanksgiving. She was a soft wiggly baby puppy I named Winnie. I cried for three days after she was spayed and went up for adoption, worrying about whether she had found a good home. 3/ pic.twitter.com/KDFiHKcGzG
— Kate Howard (@JournoKateH) 15 October 2019
そんな思い出が蘇ってきたケイトさんは飼い主に話しかけます。
「その犬はあなたが引き取った時、すでに『ウィニー』という名前が付いていたのですか?」
すると、
「ええ、そうです。この子を混乱させたくなくて、名前は変えませんでした」
との返事が。
そしてさらにケイトさんにある思いを確信させるある事実が判明。女性がウィニーの里親になったのは、2018年の11月。
「この子、私が世話をした犬だわ!!」
その瞬間、ケイトさんは思わず飛び上がって叫びました。目の前にいるウィニーは、ケイトさんのウィニーだったのです。1年前に里親のもとへ行ったウィニーは成長してもケイトさんのことを忘れていなかったのです。なんという偶然!
さらにこの偶然の裏には面白い事実が。実はケイトさんは数ヶ月前に現在の家に引っ越してきたとのこと。そしてこの家はなんとウィニーの現在の家のすぐそばなんだそうです。
ケイトさんはこう語っています。
Now, I just moved into this house a couple months ago. And it turns out this house is a block over from Winnie! I would have been at work, not on my porch, this afternoon if not for traveling from the memorial service of my friend Heidi, a tremendous lover of dogs. 6/
— Kate Howard (@JournoKateH) 15 October 2019
「今日の午後、とっても犬好きな友人ハイディの葬儀に行っていなければ、私はここにはおらず、仕事に行っていたことでしょう」
犬が好きだったというケイトさんのお友達が、2人を再び会わせてくれたのかもしれません。
ウィニー、飼い主の女性とケイトさんからたくさんの愛をもらって、これからもお幸せに!
