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考えさせられる

【注意喚起!】携帯電話が原因で命を落とした14歳の少女

今や私たちの日常生活に欠かすことのできない携帯電話やスマートフォン。日中出先で電池残量が残りわずかになって焦ったり、電池不足で切れてしまうことのないよう、毎晩就寝中に充電している人も多いのではないでしょうか。目覚ましアラームや重要な連絡を逃すことのないよう、ベッドや布団近くの手の届く場所で充電しているなんて人も多いはず。中には枕元に置いたまま充電するなんてケースもあるでしょう。

しかし、この一見なんてことのない就寝中の充電行為が14歳の少女に悲劇をもたらしました。カザフスタンに暮らすアルア・アセツキー・アブザルベックは充電中の携帯で音楽を聴きながら床に就きました。そして枕元に置いた携帯を充電させたまま、彼女は眠りに落ちたのでした…

しかし、就寝中に悲劇は起こりました。枕元、頭のすぐそばに置いた携帯電話が突如、爆発。頭部に重傷を負い、ベッドで亡くなっているアルアを両親が見つけたのは翌朝のことでした。

 
 
 
 
 
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Ein Beitrag geteilt von Аяжан Долашева (@ayazhan.dolasheva) am

警察の調べにより、電源に繋がれた状態の携帯電話のバッテリーが早朝に爆発したことが判明しました。

残念ながらこうした携帯電話による死亡事故は今回が初めてではありません。2019年6月には、ロシアのプロのポーカー選手リリア・ノヴィコヴァが携帯で通話中に感電死するという痛ましい事故が起きています。

2019年3月には14歳のロシア人少女が、同年9月には26歳のロシア人女性が入浴中に充電していた携帯電話を操作中、誤って浴槽内に携帯電話を落とし感電死する事故も起きています。

就寝中、枕元で携帯を充電させるという何気ない行動が取り返しのつかない事態をもたらした今回の事件。携帯充電の際はバッテリーに熱がこもりやすくなるような保温性のある衣類や寝具、家具の上には置かず、十分な距離を置いた場所で充電させるなど普段から注意する必要があるようです。爆発を引き起こした携帯のメーカーは公開されてはいませんが、メーカー側には今後早急になんらかの安全策を取る必要が求められます。

不慮の事故により命を落としたアルアの冥福を祈るとともに、同様の事故が今後も繰り返されることのないよう願わずにはいられません。

プレビュー画像: © Facebook/Exclusivo Sonora