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地震で緊急停止した無人運転の電車 しかしその時視線の先に見えたのは…乗客は目を疑った

今月7日の夜起きた、首都圏を襲った最大震度5強の地震。それに伴い、公共交通機関の乱れや、水道管の破裂、地震に伴う怪我人の発生など各地で被害が報告されました。
特に地震が起きたのは、夜10時半過ぎだったこともあり帰宅途中だった多くの人に影響を及ぼしたと報告されています。

Twitterユーザーのだーてさん(@taku_oki)も突然の地震の最中、公共交通機関を利用していた一人。

東京でゆりかもめを利用中に地震でストップした車両にいたというだーてさんは、ある光景に驚き、そして感動したといいます。

それがこちらです!

「めっちゃ息切らした係員さんが現れ、全車両で状況説明して、普段は客席になってる運転席に座り、安全確認終了の指示がきたら豊洲駅まで約300mを安全運転していってくれました。降りる時に豊洲駅から走ってきたんですか?って聞いたら『はい。近くてよかったです』って。感謝しかない。」

地震が起きた直後、路線上でストップしたゆりかもめ。いつもは自動運転のため、運転士や車掌は乗っていません。しかし、だーてさんが見たのは数百メートル先から走って駆けつけてくれた駅員の方の姿。息を切らしながらも、車両ごとに状況説明をしたのち、手動運転で乗客を安全に駅まで運んでくれたのです。

だーてさんの他にも、ネット上では普段無人運転のゆりかもめが地震により手動で運行される様子がシェアされ、万一の時は夜間でも手動で動かせる体制が整っていることへも多くの人から称賛の声が上がっています。

「感謝しかない」と、だーてさんが締め括ったこのツイートには、多くの人々から駅員の方の対応に「素晴らしい」「かっこいい」「感謝したい」と反響が寄せられています。

だーてさんは駅員の方が手動運転をしている時の動画もシェア。「自分の家族も心配だろうに、こういう方たちのおかげで帰路につけている。ありがとうございます。」と改めて感謝の気持ちを綴っています。

地震や台風が起きた際、多くの場合において公共交通機関に多大な影響が出てきます。そんな時、今回の駅員の方の対応のように、従事する多くの方の尽力があるからこそ、緊急時の安全が支えられていると改めて感じた方も多いのではないでしょうか。素晴らしい対応に胸が熱くなりますね。

最後に、今回の地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。また、今後も1週間程度は余震に注意する必要があると言われています。首都圏や関東地域にお住まいの方は、くれぐれもご注意ください。

プレビュー画像:©︎Twitter/taku_oki