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ジョーク

ジョーク: レストランで人種差別を受けた男性

現代も尚、人々の心に根強く残る人種差別意識。しかし、かつてそう遠くはない昔、公に堂々と人種差別が認められていた時代があったのです。

今となっては信じられないことですが、1960年代までアメリカではレストランや娯楽施設など有色人種の利用を禁止、公共交通機関や公共トイレの利用を白人と非白人で分離するなど、人種差別が公然と行われていました。そんな時代の人種差別を皮肉ったジョークを紹介します。

レストランに食事に行った黒人男性。レストランの入り口には「有色人種お断り」の表示サインがあります。

黒人男性 は表示サインを一瞥すると、レストランに入り空いているテーブル席に座りました。すると、ただちに白人ウェイターが現れ、黒人男性に告げました。

「当店は有色人種お断りなので、出て行ってもらえます?」

黒人男性はにっこり笑うと、穏やかな声で言いました。

「おや、そうですか。私は生まれたときも、病気のときも、寒いときも、怒っているときも、ずっと黒いんですがね…ところで、そう言うあなたはどうなんですか?」

「あなたは生まれた時はピンクで、病気のときは緑色で、寒いと青白くなって、怒っていると赤くなるじゃありませんか。それなのに、私が有色だとおっしゃる。あなたのほうがよっぽど色付けされてますよ」

ジョークシリーズはこちらからもお楽しみいただけます。

プレビュー画像: Media Partisans

ジョーク: レストランで人種差別を受けた男性