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トリビア

ビフォーアフター写真で見る時間の流れ

時間の流れは誰にも止めることはできません。

諸行無常の世界ではあらゆるものが刻一刻と移り変わっていきます。多くのものは失われますが、なかには時の流れに逆らうかのように時代を超えて存在するものもあります。

ここでは、そんな時代を超えて残るものの変化を写したビフォーアフター写真をご紹介します。小さな時間旅行をお楽しみください。

1.ゆっくりと自然に還る

バハマのノーマンズ・ケイ空港付近の浅瀬に眠るカーチスC-46機。麻薬王パブロ・エスコバルがコカインを密輸するために使用した機体で1980年に不時着水しました。

2. 世界遺産の街

英国北部スコットランドの首都エジンバラの目抜き通りロイヤルマイルの1847年頃と現在の姿。当時の建物が今も残るロイヤルマイルは、今も市内で最も賑やかな通りの一つです。

3. 素晴らしい眺望のレストラン

ブラジル・ペトロポリスの「ミランテ・ベルヴェデーレ」1960年代と2013年。観光客に人気のあるレストランでしたが、現在は廃墟と化しています。

4. かつての戦地

ドイツのニーダーザクセン州ウエルゼンの広場。1945年、第二次世界大戦中に撮影された写真と現在。

5. 古代の人々の歓声が聞こえるよう。

トルコの古代都市マグネシアの野外劇場の発掘前と発掘後。

6. 古代の輝きが今も

スペインのレオネス宮の1840年と現在。ムーア人が築いた壮大な「アルハンブラ宮殿」の中心的な建造物です。

7. 乗り物が違うだけ

米ニューヨークのハーレムリバードライブ(旧ハーレムリバースピードウェイ)の1900年と2020年。

8. 破壊と復元

ドイツ、ケルンの聖マルティン教会の1946年と2021年。この教会は第二次世界大戦でほぼ完全に破壊されました。

9. 中世の宝石箱と呼ばれる街

チェコの首都プラハの1910年と2020年。路上に停められた車の数以外、街並みはほとんど変わっていません。

10. 不滅

英国コヴェントリーにあるゴールデンクロス・インの1819年と現在。イギリスで最も古いパブの一つです。

11. 誇り高き城壁

英国ヨークの城壁の1865年と2015年。ブーサム・バーと呼ばれる市門は9世紀からこの地にあり、1970年代にかつての姿のまま再建されました。

12. 忘れ去られた文明

ペルーのマチュピチュの1915年と2020年。2007年に「新・世界七不思議」に選定されたインカの都市です。

13. 建築の傑作

英国バースのロイヤル・クレセントの1829年と2020年。17世紀に建てられた三日月形の曲線が美しいテラスハウス。今も住人が住んで生活しています。

14. 分断の歴史

ベルリンの壁、1989年と2020年。壁崩壊が30年以上前のこととは思えません。

15. 幼少期の記憶

少年は大人に、小さな木々も堂々とした姿に成長しました。

16. 灰からの不死鳥

1945年と2020年の広島。1945年8月6日に原爆が投下された後、この街は見事に復興を遂げました。

17. 古さと新しさ

米国デトロイトの一般住宅の1993年と2021年。現在、この建物は住宅地の中で特別なアクセントになっています。

18. 手がかりを探すスター・ウォーズファン

「2005年、友人たちとともに、カリフォルニア州デスバレーのトゥエンティ・ミュール・チーム・キャニオンで映画『スター・ウォーズ』のジャバの宮殿に続く道を見つけた」

19. 心踊る地下の駅

1863年開業のロンドンの地下鉄ベーカー・ストリート駅。150年以上の時を経ても、この駅はその魅力を失っていません。

20. 時代を超えて

ニューヨークのメトロポリタン美術館で絵画『デラウェア川を渡るワシントン』を見る来場者を撮影した1910年と2019年の写真。1851年にドイツ系アメリカ人画家エマニュエル・ロイツェが描いたこの絵は、100年以上経った今でも人々を魅了しています。

何物も時の流れに逆らうことはできないがゆえに、長い時を経ても変わらぬ姿を保ものや、かつての面影を残すものは魅力的ですね。

出典:boredpanda
プレビュー画像:© Reddit/abaganoush