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おもしろ・びっくり

ジブリ映画の英語吹き替えを務めるのは豪華スターたち

ジブリ映画はまさに日本の国民的な映画と呼ぶべきものですが、実は日本だけでなく海外からも高く評価されており、世界中で愛されています。

国民的な人気を博すようになってきてからは特に、毎回豪華な声優陣を迎えるようになったジブ映画ですが、実はそれは必ずしも日本語版に限った話ではありません。ジブリ映画の英語版の吹き替えを担当する人たちもまた、日本版にちっとも引けを取らない豪華さなのです。

今回は、そんなジブリキャラクターたちの外国語版の吹き替えを務めた俳優たちをご紹介しましょう。



堀越二郎(風立ちぬ)/ジョセフ・ゴードン・レヴィット

日本語版では、映画監督でもある庵野秀明さんが声を務めて話題になった堀越二郎。物語は時をまたぐため、その変化を表現することは難しかったでしょうが、難なくこなしてしまったのは「インセプション」や「ルーパー」などで知られる子役出身の名優ジョセフ・ゴードン・レヴィットです。

ちなみにヒロイン菜穂子の声を務めたのもまた、イギリスの名女優エミリー・ブラントです。



キキ(魔女の宅急便)/キルスティン・ダンスト

子役出身で、「スパイダーマン」のMJ役やマリー・アントワネット役でも知られるキルスティン・ダンストがキキの声をあてているなんてびっくり!

ちなみに奇しくも、本人のあだ名もキキだったそうです。運命だったのかも!?



紅の豚(紅の豚)/マイケル・キートン(英語)、ジャン・レノ(フランス語)

そんな馬鹿な!英語の声を務めたのは、「バットマン」シリーズでバットマンを演じ、最近では「バードマン」で存在感を発揮したマイケル・キートン。そしてフランス語版を演じるのは、「レオン」などで知られる日本でも知名度の高いジャン・レノです。どちらも豪華すぎる!



フジモト(崖の上のポニョ)/リーアム・ニーソン

ちょっとずっこけたフジモト、オリジナル版では所ジョージさんが実に楽しそうに演じていましたよね。

けれど英語版は同じようにすごい!「スター・ウォーズ エピソードⅠ」でクワイ・ガン・ジン役を演じたことなどで知られる名優、リーアム・ニーソンが務めているのです!



耕一(崖の上のポニョ)/マット・デイモン

耕一は主人公・宗介の父親ですが、劇中にはあまり登場しません。こんな脇役に、有名ハリウッド俳優マット・デイモンをキャストするなんて、すごすぎる!ジブリ!



タエ子(おもひでぽろぽろ)/デイジー・リドリー

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のレイ役で一躍有名になったイギリスの女優、デイジー・リドリーがタエ子の声を務めます。



杏奈(思い出のマーニー)/ヘイリー・スタインフェルド

ティーンエイジャーの憧れの的、歌手であり役者としても全米からの注目を集めるヘイリー・スタインフェルドが務めたのは、「思い出のマーニー」の杏奈役。その他にも個性派俳優が脇を固めます。



かぐや姫(かぐや姫の物語)/クロエ・グレース・モレッツ

「キック・アス」のヒットガール役などで注目を浴びるクロエ・グレース・モレッツが演じるかぐや姫…それだけで興味を惹かれてしまいますね!



吉岡ハル(猫の恩返し)/アン・ハサウェイ

これは役のイメージにピッタリと合う、納得のキャスティングなのではないでしょうか。明るく、ポジティブな雰囲気はハルにマッチしています!


ハイタカ(ゲド戦記)/ティモシー・ダルトン

ティモシー・ダルトンは、4代目ジェームズ・ボンドとしてよく知られる名優。ハイタカの渋い雰囲気にぴったりですよね!



クモ(ゲド戦記)/ウィレム・デフォー

「プラトーン」そして「スパイダーマン」のグリーン・ゴブリン役などで知られる、超個性派俳優のウィレム・デフォーが演じるクモ…英語版を思わず見たくなってしまいました!



ムスカ(天空の城ラピュタ)/マーク・ハミル

なんと言うことでしょう!私たちの永遠の悪役(?)ムスカの英語の声を演じているのは…スター・ウォーズシリーズでルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルなのです!正反対の役柄で、面白いですね。



ユパ(風の谷のナウシカ)/パトリック・スチュワート

パトリック・スチュワートと言えばシェイクスピア俳優として知られる名優中の名優。

「新スタートレック」のジャン=リュック・ピカード艦長役や「X-メン」シリーズのプロフェッサーX役で、一般の観客にもよく知られていますよね。その知的な雰囲気は、ユパ様を演じるのにぴったりです!(髪型も似てる!?)



クシャナ(風の谷のナウシカ)/ユマ・サーマン

「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」などであまりにも有名なユマ・サーマンがクシャナの声を務めていると知って驚きです!けれど、その雰囲気はぴったりかもしれませんね。



サツキとメイ(となりのトトロ)/ダコタ・ファニングとエル・ファニング

世界で最も有名と言っても過言ではない、名子役姉妹がサツキとメイの声優を務めました。これ以上ない、納得のキャスティングですね!



ハウル(ハウルの動く城)/クリスチャン・ベイル

オリジナルは木村拓哉さんが演じたことで大きな話題を呼びましたが、英語版もそれに負けじと豪華!「ダークナイト」シリーズでバットマンを演じたことで特によく知られるイギリスの演技派、クリスチャン・ベイルがハウルの声を務めました。



いかがでしたか?

いくら予算があろうとも、これだけのスター俳優たちを集めるのはそう容易にいかないはずです。しかしうまくいってしまうのは、海外俳優の皆さんも「ジブリ映画にはぜひ出演したい」と思ってくれているからではないでしょうか?海外にもファンが多いことのあらわれなのかもしれません。

なんだか、ジブリをもっと誇りに思ってしまいましたね!

プレビュー画像: ©Pinterest/ghibli.jp