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日本のサッカー少年は拙いポルトガル語でロナウドに質問し笑われた しかし7年後驚くべき姿でまた公に現れる

夢見る少年少女であれば、憧れの存在が常にいるもの。

スポーツ選手だったり、歌手、作家、YouTuber、はたまたお巡りさんや消防士さん、運転士さんかもしれませんが、そんな憧れの存在を追いかけて私たちは成長していきます。

今回紹介するある少年も、未来のサッカー選手を目指す少年。

それは今からさかのぼること8年…2022年の出来事でした。 

美容機器メーカーのPRイベントに出席したクリスティアーノ・ロナウド選手に、そのサッカー少年がインタビューできる機会があったのです!

サッカー選手を夢見るその12歳の少年にとって、きっとロナウド選手は憧れの存在だったのでしょう。

少し緊張した面持ちで、準備したポルトガル語で、必死にロナウド選手に質問します。すると…

実際にその動画をご覧ください!

当然ながら、少年のポルトガル語の発音は拙いものでした。さらには、緊張のあまり、かなりの棒読み…

時折、聞き取れなかったのか、「ん?」というような表情を浮かべるロナウド選手。

その様子に、会場の記者からは笑いが起こってしまいました。

しかしここで、ロナウド選手の言った言葉は大きな話題を呼びます。

YouTube/maidigitv

「どうして笑うんだい?この子のポルトガル語、上手だよ。かなり準備したんじゃないかな?(喋れていることを)ハッピーに感じるべきだよ!」

一生懸命にポルトガル語を話そうとするその少年をかばって、そのチャレンジ精神を賞賛したのです!

これはロナウド選手の神対応だ!と当時、ちょっとした話題になりました。

と、ここまでなら、「ロナウド選手めっちゃイケメンじゃん」というただそれだけのエピソードなのですが…7年の歳月が流れた2021年、この少年の更なる後日談が話題となりました。

それは、成長したこの少年が自身のTwitterであることをツイートしたことがきっかけでした。

実際にそのツイートをご覧ください!

なんということでしょう!

あの時ロナウド選手にインタビューした少年…成長して、高校サッカーで日本一に輝いていたのです!コロナ禍の苦境すら、物ともしませんでした。

 
 
 
 
 
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Ein Beitrag geteilt von 岩岡遼太 (@ryo___ta29)

少年の名前は岩岡遼太くん。

サッカーの名門校・山梨学院高校サッカー部のメンバーとして全国制覇を成し遂げました。

憧れのスター選手に緊張しながらポルトガル語で一生懸命質問していたあの少年が夢を追い続け、高校サッカーで優勝…ネット上には「感動した」「さすがロナウドの認めた男」「勇気をもらった」というポジティブなコメントが数多く寄せられました。

サッカーに打ち込み続けた岩岡くん、きっと夢を追いかける過程で、辛いことや挫折を味わったりしたこともたくさんあったでしょう。

けれどもそんな時、ロナウド選手が自分に贈ってくれた、「自分の能力を信じて必死に努力をすれば、夢は叶えられる」という言葉を思い出していたに違いありません。

努力を続けて全国制覇を成し遂げた岩岡くんと、そして自分に憧れるサッカー少年の勇気の芽を摘まず、優しく背中を押してくれたロナウド選手…勇気がもらえる、不思議な絆のエピソードでした。

プレビュー画像:  / © YouTube/ maidigitv
日本のサッカー少年は拙いポルトガル語でロナウドに質問し笑われた しかし7年後驚くべき姿でまた公に現れる