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子ども

「囚人?」5つ子をリードでつないで散歩する父親に賛否の声

小さなお子さんがいる人なら誰でも、子どもの行動がいかに予測不能であるかをご存知でしょう。特に幼い子どもが数人いると、全員から目を離さないようにするのは至難の業。

米国ケンタッキー州に住むジョーダンとブリアナ・ドリスケル夫妻もこの問題を痛感しています。

夫妻は、何年にもわたる不妊治療の末に、待望の子どもを授かりました。しかも、子どもは1人だけではなく、5つ子だったのです。

「子だくさんでまったく手が足りない」

5つ子は現在5歳。生きる喜びとエネルギーに満ち溢れ、成長するに従い、イタズラは想像を絶するものに。両親は元気な子どもたちと暮らす幸福を味わうとともに、避けられない混乱に対処するために最善を尽くしています。ジョーダンは「子どもが多すぎてまったく手が足りないよ」と語っています。

子どもたちとの外出は親にとっても冒険の連続。好奇心旺盛な5人の小さな探検家たちは、5つの方向に散らばっていくのです。

子どもたちが車の前に飛び出さないよう、迷子にならないよう、心配する親ができることは?

ジョーダンとブリアナは子どもの安全のため、賛否両論のある方法を採用しました。子どもたちと街に出るときは子ども用リード(ハーネス)をつけ、5つ子たちを一本のラインでつなぐことにしたのです。当初はベビーカーを使用していましたが、5台のベビーカーは余りにもかさばるので、公共の場に行くのは難しいと判断しました。

「この子たちは囚人なの?」

子どもたちをリードでつないで散歩させることに嫌悪感を持つ人は少なくありません。

ジョーダンがリードをつけた子どもたちと一緒に外出すると、明らかに苛立った顔つきをされたり、時には直接批判の声を投げかけられることもあるそうです。

ジョーダンは、自身のインスタグラムで、5つ子たちとのお出かけの様子を撮影したビデオを公開しました。

このビデオを見た視聴者のコメントのなかには「子どもたちは犬ではなく人間です」「子どもの躾もできないの?」などの批判的な声もありました。なかには「この子たちは囚人なの?」そんな辛辣な言葉まであります。

賛同の声も

一方、寄せられたコメントの多くは、ブリアナとジョーダンの解決方法を支持しています。

「安全がなにより大事だよ。もし私にこんなにたくさんの子どもがいたら同じことをする」「私の2歳の子どもは、この間、動いている車に突っ込むところだった。今はリードも使っている」などの声が寄せられています。

5つ子たち自身は世間の声などどこ吹く風、元気に幸せに暮らしているようです。エネルギーに満ちた子どもたちが自分のことは自分でできるようになるまで、混沌とした子ども時代を健やかに安全に過ごすことが何より大切、そう両親は考えています。

皆さんは子どもにリード(ハーネス)を付けることについて、どう思われますか?

子供を守るためにハーネスをつけていた しかし通りかかった男の一言に言い返せなかったも是非ごらんください。

出典:brightside
プレビュー画像:© Instagram/drixxleman