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ジーンとくる話

交通事故で窓から投げ出され行方不明になっていた犬はついに飼い主と再会した その時犬があげた声にもう号泣を禁じ得ない

犬は一般的に忠誠心が強く、飼い主への愛を忘れない生き物であると言われています。

そんなことを証明するかの動画が今、インターネットで大きな感動を呼んでいます。


動物を愛する全ての人へ。犬や猫などのペットや大自然に生きる動物たちの、ユーモラスで、時に感動を与えてくれる動画集。(記事の続きはスクロール!)

 


Facebookに、大きなワンちゃんの写真と共に、こんな文章が投稿されたのは、つい先日のこと。

「私たちのファーガスを見つけてください…!」

この文章を投稿したのは、アメリカ・テネシー州ナッシュビルに暮らすメレディスさん。

愛犬のアイリッシュ・ウルフハウンドのファーガスの行方が、分からなくなってしまったと言うのです。

アイリッシュ・ウルフハウンドといえば、全犬種の中でも最大の体高を誇る犬種。ファーガスも写真から判断するに、相当大きな体です…いったい全体、こんなに大きな犬が、どのような経緯で行方不明になってしまったのでしょうか?

実はその原因は、交通事故。

メレディスさんの父であるミッキーさんが、妻とファーガスと一緒にドライブしていた時のことでした。交差点で左折しようとして停止していた車に、後ろから時速80キロで走って来たミニバンが追突したのです。その衝撃で、車の後ろの窓ガラスは粉々に砕け、愛犬のファーガスは、車外に放り出されてしまったのです!なんと不幸な事故でしょう!

さいわい、ミッキーさんらは軽症ですんだものの、どれだけ探しても、愛犬のファーガスを見つけることはできませんでした。

窓から放り出されたファーガス…事故のショックから、恐怖で逃げ出してしまったのでしょうか?

自分の怪我の治療をしながらも、ファーガスのことが心配でたまらなかったミッキーさん。動き出したのは、娘のメレディスさんでした。

メレディスさんは、先ほど紹介したメッセージと、ファーガスの写真と特徴を添えた文章をFacebookに投稿し、目撃情報を募ったのです。

こんな、近隣住民全体を巻き込んだ捜索が繰り広げられましたが、数日経っても、ファーガスの行方は知れぬまま。

「見つからないかもしれない。見つかったとしても、ひどい怪我をしているのではないか。最悪の場合は…ダメ、想像できない」

家族の心は不安でいっぱいでした。

しかし、事故から4日後。ある女性から、「ファーガスに似た犬をうちで保護している」と連絡があったのです。

待ち合わせ場所へ急ぐメレディスさん。

そこで何が起きたのか…実際にその動画をご覧ください!

そこにいたのは、まぎれもないファーガスでした!

ファーガスのもとへ駆けつけ、ギュッと抱きしめるメレディスさん。

あまりの安堵感に、声をあげて泣いてしまいます。

すると、どうでしょう…?

ファーガスの方も、それに呼応するかのように、クゥ〜ンと声をあげ、まるで「寂しかった」と言わんばかりにメレディスさんとの再会を喜んだのです。

Facebook/Meredith Luckett

この感動的な光景は、Facebook上で瞬く間に話題になり、「思わず私も泣きそうになった」「再会できて、本当に良かったね!」「ワンちゃんもまるで『会いたかった』と言ってるみたい」と、多くの祝福のコメントが寄せられました。

ファーガスはその後、病院でメディカルチェックを受けましたが、さいわいなことに、負っていたのは軽い切り傷や打撲だけで、健康自体には全く問題なかったそうです。

メレディスさんは、ファーガスがまた自分たちの元に戻ってきてくれた幸運にも、ファーガスの捜索に協力してくれた数百人のボランティアの人たちにも、毎日感謝をしているそう。

本当に、愛する家族の元に戻ることができて良かったね、ファーガス!

プレビュー画像:  / © Facebook/Meredith Luckett