【まるで養母？】捨てられた7匹の子猫を救出、甲斐甲斐しくお世話するハスキー犬

米国ジョージア州メンローに暮らすハスキー犬のバナーはその日、朝からそわそわと落ち着きのない様子でした。飼い主のホイットニー・ブレーリーをバナーは幾度も外へと連れて行こうとするのです。

いつにない愛犬の様子を不思議に思いつつ、ホイットニーがバナーを外に出すと、バナーは一目散にホイットニー自宅近くの林の茂みへと走って行きました。

バナーの後を追うホイットニー。ようやくダンボール箱の前で立ち止まっていたバナーに追いつきます。目の前の閉じられたダンボール箱を何気なく開けたホイットニーは思わず息を飲みました。生後間もない7匹の子猫が箱の中にいたのです！

「ショックでした。物音一つ立てない子猫の姿に、死んでいるのではと思いました。でも、幸いにもまだ生きていました。誰かが子猫を箱に閉じ込めたまま、置き去りにしたのでしたのでしょう」

おそらく生後わずか1日で捨てられたのでしょう。気の毒に思ったホイットニーはすぐに子猫を自宅に連れて帰りました。

その後すぐに、ホイットニーは愛犬の行動に目を見張ることになります。

「バナーは子猫たちに添い寝し、舐めて温め、甲斐甲斐しく世話を始めたのです。まるで子猫たちの養母になったかのようでした」

「もしバナーが子猫たちに気がつかなければ、あのまま人知れず命を落としていたことでしょう。本当にラッキーでした。生まれて間もない無力な動物にこんな酷い残酷な仕打ちができるなんて、本当に胸が痛みます」

母親代わりとして愛情深く子猫の面倒をみたバナーのおかげで、子猫も順調に成長を遂げています。子猫の命を救ったバナー、お見事です！それにしても素晴らしい母性愛ですね。

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