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帰宅し鍵が壊れていることを発見した男性。空き巣だと思い急いで部屋を確認したら思わず「あ、ありがとう」の言葉が漏れた。
現代人の多くが、時間に追われています。仕事をこなすのに精一杯で、帰宅はいつも10時過ぎ。部屋を掃除しているヒマなどなく、ついつい週末になるまで片付いていない部屋を放置してしまうなんて人も多いでしょう。そんな時に、「外出している間に、妖精さんがお掃除をしてくれたらいいんだけどな…」なんて、あるはずもない淡い願いを抱いてしまう人もいるかもしれません。
しかしそんな妄想は、一概に夢物語とも言えないかもしれません…妖精かどうかは別として。
その珍事が起きたのは、アメリカ・マサチューセッツ州ボストン近郊。1児のパパであるネイト・ローマンさんは仕事終わりに息子を迎えに行き帰宅しました。そしていつものように玄関の鍵を開けようとしたとき、ある異変に気づきます。閉まっているはずの鍵が開いていたのです。
これはまさか、空き巣…?ローマンさんは恐る恐る家の中に入り、中の様子を確認します。そこで目にした光景は、驚愕の一言に尽きます。
【泥棒?】何者かが無人の自宅に侵入…片付けられピカピカに 米国https://t.co/TJuWWtpr7S
何も盗まれた物はなく、掃除機までかけてあった。バスルームにはトイレットペーパーで作ったバラの花が飾ってあったという。 pic.twitter.com/jGmC2s19fS
— ライブドアニュース (@livedoornews) 24 May 2019
な…なんで?!家中が、ピカピカになっていたのです!
散らかり放題だった息子の部屋はキチンと整理整頓され、キレイすっきり片付いていました。ローマンさんの部屋も同様に、何もかも片付けられ、ご丁寧にじゅうたんには掃除機がかけられていました。
さらになんということでしょう。トイレットペーパーは折られ、美しいバラの花が作られているではないですか!
ローマンさんはすぐさま通報し、駆けつけた警察は家の中を捜索しましたが、誰も隠れていませんでした。また、物を盗まれた形跡もなく、近所で不審者を見かけた人もいなかったため、警察は事件性がないとして真剣に取り合ってくれなかったようです。
ローマンさんは、清掃サービス業者が間違って自分の家に入ってきてしまったのではないかとも思いましたが、そもそも誰にも合鍵など渡しておらず、キッチンは汚れたままだったため、それも疑わしいと考えています。
鍵を交換し、戸棚を開けるときなどは今も不審物を警戒しているローマンさん。しかしバラのトイレットペーパーだけはどうも捨てる気になれず、今も記念に取ってあると言います。
いかがでしたか?「誰かが外出中に掃除してくれたらなぁ!」なんて期待していたとしても、こんな不気味な片付けられ方は嫌でしょう。自分で片付けるのが、やっぱり一番、なのかもしれませんね。
プレビュー画像:©︎Twitter/@livedoornews
