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ジーンとくる話

スヤスヤ眠る子犬、でもよく見ると何かがおかしい。その理由に気がついた時、その半端ない姿に悶絶する

近年、SNSのおかげで動物保護団体の活動は以前より私たちの目に留まるようになりました。アメリカ・ミズーリ州の動物保護団体マックズ・ミッションがFacebookに投稿した1枚の写真が話題になっています。

それは生後10週と思われる子犬の写真。スヤスヤ眠る写真はまるで天使のよう。しかし、よく見ると、あれっと思うことに気がついた人もいるかもしれません。よーく見ると、おでこに何か付いている…
そう、このワンちゃんのおでこに生えているのはなんともう1本のシッポなのです。

このワンちゃん、ナーウェル(英語名Narwhalとは細長い角を持ったクジラ「イッカク」の意味。イッカク君と呼ばせてもらいます)と名前がつけられ、その珍しいおでこに生えたシッポと愛くるしい姿で瞬く間に人気者となりました。投稿ではこの写真を通して、「保護犬の存在を知ってもらう事」「他と違う事に対してネガティブに捉えるのでは、スペシャルであるとポジティブ捉える事の大切さ」が伝えられています。その時の投稿がこちら。

この投稿に対して、多くのコメントが寄せられ、イッカク君のかわいさに悶絶する人々が続出。引き取りたいというコメントも相次いでいます。

おでこのシッポは先天的な欠陥と見られるものの、今のところ健康に支障はないのだそう。

レントゲンでも見られるように、おでこのシッポがどこかにつながっていることはないので、お尻のシッポのようにフサフサ揺れることはないそう。
それにしてもおでこについた可愛い小さなシッポが、既に愛らしいイッカク君をさらに可愛くしてます。動く姿はこちら。かわいさハンパない…

通常はありえない2本目のシッポをおでこにつけて生まれてきたイッカク君、その姿で多くの人に「周囲と違っていい」「違うって特別な事」というメッセージを伝えてくれています。今では人気者のイッカク君ですが、実は捨てられていたところを保護されたとのこと。悲しい過去を経験してしまった分、これからは幸せに過ごせますように!