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機内で隣に座った人を侮辱した女性が飛行機を降ろされる

フライト中は、狭い機内に数百人の乗客が乗り込み、じっと座っていなければならないため、誰もがストレスを感じます。そんななか、両脇を大柄の乗客に挟まれたとなると、さぞ窮屈だろうと同情してしまいますよね。今回、そんな席にあたってしまった女性が、あまりにもひどい暴言を吐き、飛行機から降ろされるという出来事が起こりました。

アメリカ人看護師のノーマ・ロジャースはラスベガスからニュージャージーまでのフライトで窓際に座っていました。彼女の夫は通路側。2人の間の中央の席には、白人女性が座っていました。

その女性は、太った夫婦に挟まれた席だったため、自分のスペースが十分にないことに明らかに動揺していました。彼女は離陸前に電話で誰かと通話を始め、2人に聞こえよがしに大声で両脇の乗客について文句を言い始めました。ノーマはそれに気づき、その様子を携帯電話に記録しました。

「参ったわ。4時間も我慢できない。両脇から私を押しつぶしているのよ。右も左もすごく太っているの。全く信じられない。まあでも、少なくとも2人のせいで暖かさはキープできるでしょうけど」

文句を言うだけ言うと、彼女は電話を切り、今度はCAにこう言いました。「ここから出して!座ってられないわ。彼らは太りすぎ。押しつぶされるわ。私はサラダを食べてるのよ。わかるでしょ?」

 © Youtube/ChrisDaCrisis

これにはさすがに堪忍袋の緒が切れたノーマは、手を上げてCAに 「すみませんが、彼女のために別の場所を見つけていただけませんか?こんな風に誰かに侮辱されるのは我慢できない」と伝えました。

CAが女性に別の席を探す間、後方通路で待っていてもらえるかと聞くと、女性は指示通り通路に出ました。しかし、女性はここでも「私はサラダを食べてるのよ」となぜかもう一度このセリフを繰り返します。今度は他の乗客が「あなたの振る舞いはひどい。恥を知るべきだ」と言うと、女性はこの男性に「2匹のデカイ豚に挟まれて座ってみればいい」と答えました。

 © Youtube/ChrisDaCrisis

この露骨な侮辱が最終的には常軌を逸していると判断されたようです。ノーマが報告している通り、怒った女性はその後まもなく飛行機から降りるように命じられました。

これがノーマが撮影したビデオです。

狭い機内で窮屈な席に押し込められた女性に同情の余地は大いにあります。それでも女性の言葉と態度はあまりにも失礼で攻撃的だったと言わざるを得ません。もっと丁寧な態度でCAに席の移動をお願いすれば状況はすぐに改善したでしょうに…。

プレビュー画像: © Youtube/ChrisDaCrisis