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えらい

【北海道地震】被災者のため、自衛隊員は必死であるモノを作った。それが何か知って、涙がでそうになった。

2018年9月6日未明に北海道を襲った最大震度7度の大地震。土砂災害などが原因で、震源に近い厚真町などの住民41人が犠牲となり、火力発電所はストップし、道内全域で停電が発生するなど大きな被害をもたらしました。

政府や北海道電力が急ピッチで停電の復旧を進めていますが、一部地域では未だに水道や電話などライフラインへの影響が解消されていないのが現状です。

そんな中、海上自衛隊の公式Facebookページに投稿されたある写真がネットで話題を呼んでいます。それは海上自衛隊の隊員たちの姿を写したこちらの写真です。

震災が起こった6日、海上自衛隊の砕氷艦『しらせ』が北海道の苫小牧港に入港しました。実はその艦内では、停電や土砂崩れなどを理由に物流が止まったことを知った乗員たちが、食料に困っている被災者のことを思い、おにぎりを握ってくれていたのです。その数、なんと1,000個!

ていねいにひとつづつ握って、ラップに包んでいく自衛隊員たち。出来上がったおにぎりはダンボールに詰められ、むかわ町と安平町の被災者の元へ届けられました。震災後電気もストップし、温かいご飯が食べられなかった被災者の方々にとって、隊員が心を込めて握ってくれたおにぎりはきっと美味しかったことでしょう。

海上自衛隊のFacebookページに投稿されたこの写真はすでに700件以上シェアされ、5,000人を超える人から「いいね」が寄せられています。

ちなみに、この投稿のコメント欄は、「ありがとうございます。きっとむかわ町の母がいただいてるおむすびです。感謝感謝です」、「自衛隊の皆さんの支援活動が被災地の方々の大きな支えです。本当にありがとうございます。」といった感謝の声で溢れています。

災害時には、いつも必ず駆けつけてくれる自衛隊。東北大震災や熊本地震など、自衛隊の炊き出しによって助けられたという人は少なくないはず。いつも私たちを助けてくれる自衛隊員の皆さん、本当にありがとうございます。