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幼児のお腹にマーカーで「おむつがありません」母親は怒りに震えた

​フロリダ州サニベル島に住むヘザー・チザムは、2人の子どものシングルマザーです。​フルタイムの仕事と、まだ小さな子どもたち(1歳半と3歳) の世話にあけくれる日々。子どものいる人なら自身の経験から、このお母さんの日々のストレスが半端なく大きいことが容易に想像できるでしょう。

​そんなある日、ヘザーは1歳半の息子ミロのお腹に保育所からのメッセージがあるのを見つけて、自分の目を疑い、怒りに震えます。ミロのお腹にはブルーの太いマーカーペンで「お母さん、おむつがありません。それと手紙を読んで下さい」と大きく書かれていたのです。

その後、ヘザーはフェイスブックに投稿し、怒りに震えながらも、他の人に助言を求めました。ヘザーはこう書いています。

​「意見を聞かせください。​私はこの出来事に怒っていいですか?それとも過剰反応でしょうか?​皆さんの意見が必要です。明日、保育所の責任者と真剣に話をしたいからです」

事の顛末はこうです。

「毎日保育所の先生は子どもたちのお弁当箱に日報を入れてくれます。その日の気分、​オムツを替えた時間、おむつやお尻拭きが必要かどうかなどが書いてあるメモです。

​私は2人の幼い子どものシングルマザーで、フルタイムの仕事もしているので、申し訳ないけど、メモを読み忘れることはあります。

昨日のメモに、ミロに新しいおむつが必要だと書いてあったのに、私はそれを読みそこねてしまいました。ただ、送り迎えのときもいろんな先生方にお会いするんです。だから、おむつが足りないなら、毎日会うたくさんの先生の一人から『新しいおむつが必要です。メモを読んでないの?』と言ってもらうだけでよかったのに…。

その日、帰宅してミロのおむつを替えたら、息子の体にマーカーで何か書いてあるのを発見しました。『お母さん、おむつが足りません。​メモを読んでください』と大きく。​

濡れたおしりふきで何度もこすってみたけど、どうやってもきれいに落ちません。​私はその日、子どもたちと一緒にビーチに遊びに行こうと計画していましたが、それもできなくなりました。

​『おむつが必要』と言ってもらうだけで十分だったのに。​なぜ息子のお腹に直接ペンで長いメッセージを書かなければならなかったのか、私には理解できません。せめて、おむつにメッセージを書いてくれたらよかったのに。しかも、最悪なことに、これは初めてではないんです。数ヶ月前にも同じことがありました。

私は怒ってもいい?それとも過剰反応?意見を聞かせてください」

この投稿には瞬く間に多くの「いいね!」がつき、地元メディアからもとりあげられました。彼女はたくさんのコメントを受け取り、以下を追記しています。

​「アップデート:私がきちんと子育てしていないせいだと非難したすべてのお母さんへ。私はただの人間で、メモを読むのを忘れてしまっただけなんです。他にも『先生たちはこの方法に頼る前に、何か注意を促す手段をとったのでは?』と言う人もいました。でも、そうではありません。私がメモを読み忘れたので、先生は次の手段として、息子の体にペンでメッセージを書いたんです。​電話、口頭の警告、テキストメッセージや電子メールはありませんでした」

小さいミロのお腹にペンでメッセージを書いた先生は、その後解雇されました。​また、保育所の責任者は、ヘザーに対し、不適切な行為を謝罪し、二度とこのようなことが起こらないことを約束したそうです。

​35,000人以上がヘザーの投稿に「いいね!」を付け、多くの人がコメントを寄せました。若い母親に同情する人が多かったものの、彼女の失態だと非難する人もいました。

みなさんはどう思われますか?

プレビュー画像: © Facebook/Heather Chisum