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ジーンとくる話

【まさかの再会劇】男性がペットショップで元愛犬を発見!

米国オハイオ州在住のニック・ピジオは2015年、当時の妻とともに犬のルーシーをペットに迎え、大変可愛がっていました。しかしその1年後、結婚生活は破綻。ルーシーは元妻に引き取られることになります。元妻との連絡が途絶えてからというもの、ニックはルーシーの近況を知ることができませんでした。もう会うことは叶わないだろうけど、元気でいてくれれば…そう思っていたニック。しかし2019年10月末、予想外の展開が彼を待っていたのです。

偶然、Facebookで動物愛護団体が主催する里親募集キャンペーンのイベント情報を見ていたニック。各地のショッピングモールのペットショップで保護猫や保護犬が里親希望者と「お見合い」し、引き取り先家族と出会う慈善イベントの告知にふと目をやると…なんだか懐かしい顔が。なんと保護犬の紹介ページに、元愛犬のルーシーのそっくりな犬がいるのです!

運命を感じたニック。早速、新しいパートナーのシャノンと一緒にペットショップで開催されるお見合いイベントに参加することにしました。

「あの犬がまだ引き取られずにいるのかすら分からない状況だったので、とにかく早く行かないと、と焦るばかりでした。ペットショップに到着したニックは、はやる心と不安で一杯な様子でした」とシャノン。

保護犬のいるケージに近づき、他の犬と一緒にいる例の犬の姿を見た瞬間、ニックは確信しました。ルーシーにそっくりな犬、それは紛れもないルーシー本人(犬)だったのです!

「ルーシーもすぐにニックに気がつき、ジャンプして狂ったように尻尾を全力で振り大喜びしていました。ケージに鼻を押し付け、ケージ越しにナデナデしてほしいとニックにおねだりしていました。ケージから出されると、真っ先にニックの元へ走り、嬉しそうにお腹を撫でてもらっていました」とシャノンは再会の様子を振り返ります。

再会の一場面はこちらの動画から視聴できます:

早速ニックはイベント主催者にルーシーの引き取りを申請しました。

「すでに飼っているもう1頭の犬とうまくやっていけるか、一瞬不安ではありました。でも、このままここにルーシーを置いていくなんて到底できなかったんです」とシャノン。

現在、ルーシーはニックとシャノンの家で幸せに暮らしています。古株犬のハスキー犬クマとも打ち解け、すっかり新たな生活にも馴染んだようです。

「あのとき、偶然にもFacebookを見たことが、結果的にルーシーを救うことにつながりました。不思議な運命の導きに、ニックは心から喜んでいます」とシャノンは語っています。

4年後、思わぬ形で再会することができたニックとルーシー。今後も末長く幸せでありますように。

プレビュー画像:©︎Facebook/Shannon McCann