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16人が語る、貧しい子ども時代に身についたこと

金持ちな親と貧乏な親、どちらの元に生まれたいですか?多くの人は、あまり深く考えずに、裕福な家庭で育つことを選ぶでしょう。もちろん貧しさゆえに機会を奪われたり、心に傷を負う子どもたちも少なくありません。しかし、貧しい親元で育つことが、すべての面で悪いわけではありません。

たとえば自立心や生活する力が早くから育まれ、倹約も得意になるでしょう。貧乏だからこそ、人に親切にすることの大切さを身を持って知ったり、清潔な身なりを心がけるようになる人もいます。

インターネットの投稿サイトRedditでは「貧しい環境で育った皆さん。節約術以外で、あなたの育った世界の決まり事やルールを教えてください」という質問に多くの人が回答を寄せています。

貧乏な家庭で育った子どもたちは、どんなことをその環境から身につけたのでしょうか。

©Pixabay/andreas160578

1. 「車のガソリンを満タンにしない。満タンにして、食料品が買えなくなったら元も子もない」

2.「昼食は食べない。朝食を「さっき」食べたか、数時間後に「もう」夕食があるから」

3.「常に髪をとかし、清潔な服を着て、どんな状況でも丁寧に礼儀正しく振る舞う。貧乏だからといってゴミになる必要なはない。破れたジーンズは買わない。新品なのにボロ布みたいなパンツにお金をかけるべきではいから」

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4. 「借りたものは、必ず手に入れたときよりも良い状態で返す。そうすれば、みんなが喜んで何かを貸してくれるようになる」

5.「近所の人や知り合いが困っていたら助ける。そうすれば、自分が困った時に同じことが戻ってくる」

6. 「使っていない電気は全て消す。シャワーはできるだけ早く済ます。缶は再利用する。ガソリンを節約するために、ゆっくりと運転し、計画的に無駄な移動を避ける。部屋の温度が低いことに慣れる。寒いときには毛布が役に立つ」

7.  「若い時から自立し、責任を負うようになる。頼まれる前に、自分で料理や掃除などの家事をするようになる。大人がご飯を作ってくれるのを待っていたら腹べこになってしまうから。貧乏だからといって汚いわけではない。物を大切に扱うことを覚える。真面目な話、私は自分の育った環境や経験は何にも変えがたいものだと思っている」

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8. 「貧乏な環境で育つと、いくら良いものでも自分のために買い物ができなくなる。そんなことをしたら罪悪感に苛まれてしまう」

9. 「古くなったものや賞味期限が近くなって安売りされているものを食べる。ブランドものはダメ。シャンプーのボトルには水を入れて量を増やす。すべてを再利用する。自分で作るか、なしで済ます。試食は食事としてカウントする」

10.「一番上の子が一番下の子の世話をする」

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11「食べ物に困っていることや家での様子を友達に言ってはいけない」

12.「博物館、遊園地、スキーやスケート?これはお金持ちのためのもの」

13.「15歳で仕事を始めることは、高校に行くよりも大切なこと」

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14.「毎日のように外食したり、デリバリーを注文する人がいるなんて信じられない。私が子どもの頃はせいぜい年に1、2回だった」

15.「学校でパソコンが必要なのに、買えないのが辛かった」

16. 「血が出ていなければ、怪我したうちに入らない。もし出血したら、カーペットに血を落とさないこと」

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日本でも貧富の差が広がっています。上記のエピソードから、豊かな家庭で育った子どもと、貧しい家庭で育った子どもの環境の違いを突きつけられる思いです。

ただ、金銭的に貧しいからといって、心が貧しくなるとは限らないことも分かります。貧しい環境で育ち、苦労の末に成功を掴んだ有名人のエピソードはこちらでご覧ください。

 

プレビュー画像: ©Pixabay/andreas160578 ©Pixabay/ktphotography

16人が語る、貧しい子ども時代に身についたこと