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病院にいる友人を訪ねた24歳の男性。その友人は彼の持っていたパネルを見て、思わず泣き崩れた。

この日、グラハム・マクミランは、彼の一番大切な友人ダニー・コルゾーに特別なプレゼントを用意していました。たくさんの黄色い風船と手作りのこのパネルを手に、アメリカのテキサス州フォート・ワースの病院で働くダニーの元に、抜き足差し足で歩いていきます。グラハムの持っているパネルには、こう書いてあります。

「君には(おしっこには)腎臓がいるんだってね。俺のいる?」

Youtube/Tremending Magazine

看護師として働くダニーは、腎臓の機能が低下してしまう遺伝的な疾患を抱えていました。ダニーがグラハムに、自身の健康状態が悪化しつつあり、移植リストに名前を載せなければならないことを伝えたところ、グラハムはある行動に出ます。

彼はダニーに秘密で検査を受け、自分の腎臓がダニーに適合することを確認していたのです。ダニーの命を救えるならと、グラハムは腎臓を提供できることを喜びました。

「僕はグラハム・マクミラン。今日、友人のダニーの腎臓提供者になれるということがわかりました。ダニーは腎臓をずっと探していたんだけど、今日、僕の腎臓が適合するという結果をもらいました。いまからダニーを驚かせに行こうと思います」

Youtube/Tremending Magazine

グラハムのパネルを見て、驚きを隠せない様子のダニーは、感極まって泣き崩れてしまいます。

Youtube/News Story

「適合するってわかったんだ!僕の腎臓が君の体の中に入るんだよ!」グラハムはダニーを抱きしめます。

Youtube/News Story

グラハムとダニーは、学生時代に出会って以来の友人だそうです。

「僕はダニーが死ぬほど大好きだし、彼にあげるなら何の苦も無いよ」グラハムは言います。

移植手術は無事成功し、その後グラハムとダニーは順調に回復したとのことです。この出来事を経て、二人の絆はより一層強くなりました。

「僕がこの人生を生き続けられるように自分の体の一部を提供してくれるなんて、グラハムのこの愛情に溢れた行為には本当に驚かされます」ダニーは手術前にそう語りました。

ダニーはもう自分の人生は終わったと思っていたそうですが、今、マラソンを走りたいという大きな目標を持っています。

グラハムがダニーに臓器提供の意志を伝える感動の瞬間は、こちらのビデオに収められています。

本当に困っているときに助けてくれる本当の友だちほど素晴らしいものはありません。いつも身近に頼ることのできる人がいるって素敵ですね。二人の友情に感動しました!