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【ありのままに激白!】獄中出産した女性が刑務所での体験や獄中生活を語る

31歳の米国人女性ジェシカ・ケントのこれまでの人生は壮絶です。12歳で薬物依存となり、17歳のときに薬物所持で逮捕、ニューヨークの刑務所に1年間投獄されます。その後、一旦は服役を終えますが、仮釈放中に麻薬と銃の不法所持で再逮捕。今度はアーカンサスの刑務所に5年間投獄されるのです。さらに彼女は獄中での出産まで経験しています。

ジェシカが釈放されたのは今から7年前の2014年。現在は更生し、結婚して2人の子どもの母親です。大学の学位も取得しました。そんな彼女は40万人以上のフォロワーを持つユーチューバーでもあります。

そんなジェシカが刑務所での生々しい体験を、質問に答える形で語っています。元受刑者しか知り得ない米国の刑務所の内幕、獄中生活の実態をご紹介しましょう。

 
 
 
 
 
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1. 投獄初日の様子は?

「本当にぐったりする1日。バスで何時間もかけて刑務所に行くのだけど、食べ物もなく、トイレに行きたくなってもバスは止まってくれない。刑務所に着いたら服を全部脱ぎ、シャワーを浴びる。3日経っても匂いが消えない消臭シャンプーを使うの。そして刑務所に何も持ち込まないように、しゃがんで咳をさせられる。本当に最悪の体験。屈辱的でトラウマになるわ。それから裸で座って写真を撮影し、タトゥーをひとつひとつ確認される。死亡したら誰に通知すべきかを聞かれ、病歴もすべて言わなければならない。精神科医と面談があり『今の気分はどう?』と聞かれるの。『は?何言ってるの?』と思うでしょう?この衝撃的な出来事が終わると、もう半分死んだような気分。最後に寝る場所が割り当てられるの」

2. 受刑者は1日中何をするの?

「仕事よ。のんびりなんてできない。誰もが自分の仕事に行かなければならないけど、身体に障害や問題がある場合は配慮される。たとえば、高齢者の多くは12時間も洗濯場に立っていられないでしょう?夕食後は自分の部屋に戻って好きなことをしていい。食事を用意して、手紙を書いて、そこにいる人と遊んだりしていた」

3. 治療中、受刑者はベッドに縛られるの?

「それはとても良い質問。はい、100%ベッドに縛られる。たとえば、私は第一子を刑務所で産んだの。それは私の人生で最も衝撃的な体験だった。分娩中、私の足はベッドに縛られていた。元気な生まれたばかりの赤ちゃんは、すぐに里親に出されたわ。だから私は人生をすっかり変えたの。出所後1年間真面目に働いて、親権を取り戻したの」

 
 
 
 
 
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4. 食事で出される肉はどんな肉?

「最後に収容された刑務所には、『肉の塊』というメニューがあった。考えただけで気分が悪くなるような代物よ。囚人がつけた呼び名ではなく、正式な名前が「肉の塊」。何の肉かわからない奇妙なかたまり。硬くて臭かった。たまに繊維などが入っていた」

5. 刑務官と受刑者が性的関係になることがある?

「端的に言えば『ある』。長い間服役していると人は孤独になるでしょう?人間だから、親密さを求めるの。そして、それは間違いなく刑務官にも起こる。実際そういう関係になった人を見たわ。最初はちょっと触ったり、微笑んだり、小さなことから始まるの。でも、これは違法なので、知られると刑務官は起訴されて逮捕される。多くの囚人が見ているから、大抵捕まってしまうわ」

 
 
 
 
 
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6. 刑務所ではどうやって眠る?

「部屋は2つのタイプがあって、2段ベッドが50台あるドミトリーか、一人か二人の同房者と一緒の狭い部屋のどちらか。ドミトリーで過ごすのは大変だった。私のPTSD(心的外傷後ストレス障害)はそこで発症したと思う。いつも緊張していて、他の人が眠るまで起きていたわ。みんなが寝て初めて眠りにつくことができた」

7. 刑務所でお金は必要?

「必要よ。高級品を買うためだけでなく、ベーシックなシャンプー、カミソリなどのにも必要。糊みたいな歯磨き粉がいやならお金が必要なの。つまり、出てくるものはひどいの。生理用品や切手、紙、封筒も有料。いつでもお腹が減っているから、余分に食べ物を買うときもお金がいるわ」

 
 
 
 
 
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8. 受刑者には階層がある?誰が一番尊敬されている?

「まず最初に言っておくけど、これは私の作り話ではなく、ありのままの事実よ。一番尊敬されているのは殺人を犯した無期懲役の囚人。殺人犯の次は麻薬の売人。彼らも多くの尊敬を受けている。それから強盗や泥棒。一番下には痴漢ね。未成年者や女性を虐待する人」

9. 刑務所内での中絶は許可されている?

「私の個人的な経験では、許可されないはず。私は中絶するつもりはなかったけどね。刑務所に入っている女性たちはそういう決定を下すことができない。あなたが何を望んでいるかなんて誰も気にしていないから。妊婦用ビタミン剤を飲むのに3カ月かかったわ。刑務所での妊娠は悪夢でしかなかった」

 
 
 
 
 
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10. 衛生面はどう?

「刑務所で最悪だったのは、刑務官が受刑者の基本的な衛生と健康の必要性にほとんど注意を払わなかったこと。出血量が多い生理の時でさえそうだった。服が汚れてもきれいな服を手に入れるのに何時間もかかることもあったし、汚れがひどくなければ新しい服はもらえないの」

 
 
 
 
 
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獄中生活の実態、いかがでしたか?想像以上に過酷な生活のようです。さらに、出所してからも元受刑者には厳しい現実が待っており、完全に更生するのは難しいと言われています。ジェシカが出所後に人生を好転させ、現在、家族と幸せな生活を送っていることは、元受刑者を勇気づけるのではないでしょうか。

プレビュー画像: ©Instagram/jesken12