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行方不明から3年後、飼い主は愛犬を路上で発見した。

ジョージアの首都トビリシ在住のジオルジ・ベレジアニ(62歳)は、この3年間、愛犬の「ジョージ」を探し続けていました。2015年、突然なんの手がかりも残さず行方不明になったジョージ。ジオルジは何度も迷い犬のチラシを配り、必死に情報提供を呼びかけましたが、残念ながら何の手がかりも得られない状態でした。もうジョージには会えない…愛犬との再会をほとんど諦めたジオルジでしたが、2018年のある日、予期せぬ一方が舞い込みます。

YouTube/Temo Paghava

それは劇場の従業員からの電話でした。白黒模様の迷い犬が劇場建物の正面付近をうろついていることに気づいた従業員は、とっさに以前何気なく目にしたジオルジの犬探しのチラシを思い出したそうです。迷い犬はチラシの尋ね犬の特徴と全く一致していたからです。

ジョージが行方不明になってから3年間、手がかりのなかったジオルジはすぐには信じられない思いでした。しかしともあれ、ジオルジは急いで劇場に駆けつけます。

劇場付近に到着したジオルジは、街路樹の植え込みで眠る懐かしい白黒模様に気づきます。それは紛れもない愛犬の姿でした。

「ジョージ」ジオルジが呼びかけると…

感動の再会の様子はこちらから視聴できます。

3年間の空白。ジョージは一瞬何が起きたのか理解できないようでした。しかし、大好きな飼い主が目の前にいることに気づくと、心の底から絞り出すような鳴き声で、全身で喜びを表現します。

YouTube/Temo Paghava

愛犬を懸命に探し続けたジオルジの苦労がようやく報われた瞬間でした。見ているこちらまでもらい泣きしてしまうほどに感動的な再会の様子から、愛犬と飼い主がいかに強い絆で結ばれているかが伝わります。ようやく再び一緒に暮らすことができたジョージとジオルジ。この先も長く幸せでありますように。