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3歳の息子が「髪の色」のせいで世界中の人に嫌われる

子供が皆に愛されるよう願う親心はごく自然なものです。ソーシャルメディアに投稿した我が子の写真に、もし誰かが「ブサイクな子供」とコメントをしたとしたら、それを見て喜ぶ親などいないでしょう。

2015年、ローレン・ラッセルは3歳の息子ノア・ギルバートの容姿について心ない中傷コメントを毎日のように受けていました。しかしそうしたコメントは息子の顔立ちや振る舞いを原因とするものではありませんでした。ノアの髪の色を口実に幼児をいじめていたのです。

ローレンはFacebookでこれまでのひどい体験をシェアしました。

「今日、胸がつぶれるような思いをしました。公共バス12番に乗車中、13歳くらいの視野の狭い男の子の3歳の息子に対する悲しい振る舞いを目にしました。残念ながらこうした出来事は今回が初めてではなく、これが最後でもありません。息子はあらゆる年代の人々からのイジメのターゲットになってきました」

「でも何が理由で?それは息子が赤毛だからです。私のかわいい息子は、公共の場で髪の色がムカつくからどこかに行けと言われました。そしてこの男の子は連れの友人の方を向き、もし将来自分の子供が赤毛で生まれたら殺してやると発言したのです。

私の息子はまだ3歳で、状況が理解できずとても混乱した様子でした。私は目の前が真っ暗になりました。私自身も赤毛なので、周囲から浮いた存在として成長していくことや、イジメのターゲットになってしまうことは自分の体験から嫌という程分かっているのです。

息子はなぜみんなが自分の髪を嫌がるのか私に尋ね続けました。そして髪の色を理由に人に嫌われることのないよう、色を変えることができるかどうか私に聞くのです。赤毛ではない兄と同じような姿になれるか、息子は私に尋ね続けました」

Ginger.  223/365

「息子に尋ねられるたび、胸が張り裂けそうです。私の小さな男の子はとても悲しげで、少しでも力になれたらと願わずにいられません。

こうした問題をあえて今回公開することにしたのは、このような残酷なイジメっ子は世の中の少数派だと思うからです。世の中には悪いこと以上に良いことに出会うチャンスも沢山あるということを息子に教えたいのです。

息子を仲間外れにしたりなんてしない、心優しく偏見にとらわれない人もいます。この投稿を目にした人にお願いです。どうかこのメッセージを私の息子の写真とともにシェアしてほしいのです。Facebookの力を借りて世の中の良い面を息子に見せたいのです。

髪の色を理由に誰かをいじめるなど、絶対にあってはならないことです」

髪が原因でイジメのターゲットになるなんて、実にひどい話です。写真でご覧いただけるように、ノアは赤毛の似合うかわいい男の子です。

世の中は憎しみに満ちた場所ではなく、多くの素晴らしいできごとがこれからノアを待っているということが伝わりますように。