おもしろ・びっくり
【人体の不思議】特徴的な身体パーツをもつ10人
2018年に発表された最新の科学によれば、人間の遺伝子数は現時点で約2万1306個だそうです。ヒトゲノム、すなわち人間の遺伝子情報は一卵性双生児を除き人それぞれに異なります。つまり、私たちは一人一人が独自のゲノム配列を持つ、唯一無二の存在なのです。
しかし、広い世の中にはさらにユニークな身体パーツを持つ人々も。平均とはかなり異なる個性的な身体の特徴をごらください。
1. 「私の舌には『触角』がある」
もちろん、実際には触角ではなく小さな突起した粘膜です。舌の下側にこの特徴を持つ人は少数の割合で存在します。人体に問題は全くありません。
3. 「息子にはそれぞれ反対方向巻きのつむじが2個ある」
複数のつむじを持つ人は決して珍しくはありません。とはいえ、画像のように2個左右に並んでいる場合は目立つかもしれませんね。
4. 「プールやお風呂に入ると、人の10倍くらい手がシワシワになる」
研究によると、水中に浸かっていると手足がふやけるのは「滑り止め効果」のためだそうです。水中に浸かると脳の命令により水分を手足の角質が吸収し、滑りにくくなる機能を果たしているのです。手のひらの皮膚が薄い場合や乾燥などで敏感になっているとよりふやけやすくなります。
5. 「左目が3分の1グレー」
瞳の虹彩の一部が変色する虹彩異常症は、色素障害による先天的なもの以外にも遺伝子疾患や後天的な疾患によるものがあります。
6. 母親と同じ髪色
この母子の不思議な髪色の原因は「白毛症」、メラニン色素の欠乏により頭髪や体毛が白くなる現象です。
7. 「子供の髪にダークヘアの箇所が一筋」
毛髪のメラニン濃度が一部高いため、濃淡のコントラストのある髪色に。
8. 「私の小指はなぜか1番デカイ」
「巨指症」とは手足の指が他の指に比べ、過度に大きく成長する先天性異常です。
9. 「顔の半分側にだけシミのある友人」
長距離運転手のように、いつも同じ方向の顔が窓向きにある場合、日焼けにより顔の左右で紫外線蓄積ダメージが異なりがちですが、この男性は長距離運転手ではありません。おそらく、受精直後の杯期の初期の段階で本来ならば二卵性双生児となる二つの胚が融合してひとかたまりになり、一人の人間になった「キメラ」であるからだと考えられます。2つの異なる個体のゲノムを持っているため、男性は左右異なる素肌をもっているのです。
10. 「腕を360度回転できる」
関節が通常の可動域（正常な範囲）を超えて動く「関節過度可動性」。子供の10%はこの特性に該当するといわれていますが、成長につれ関節の動く範囲は通常の可動域となることが多々あります。
11. 「鼻をペタンコにできる」
子供の鼻の軟骨は比較的柔らかく、成人の鼻に比べ曲げやすいため、中には平らにすることができる場合もあります。
世の中には様々な特徴的な身体パーツを持った人がいるんですね。人体の神秘を実感します。
