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ジーンとくる話

子宝に恵まれなかったモリフクロウが2羽の孤児を我が子として受け入れる瞬間の動画が感動的

2年間、卵が孵化せず、母鳥になれなかったメスフクロウが、森で保護された2羽の赤ちゃんフクロウを大切に育て始めました。英国の野生動物リハビリテーターのロバート・E・フラーが撮影した動画にたくさんの人が感動しています。

モリフクロウのルナはこの2年間、お母さんになりたいと思っていました。しかし、残念ながら子宝に恵まれません。昨年は卵をすべて失い、今年は温めていた卵が1つも孵化しなかったのです。

そんなある日、生まれたてのフクロウのヒナ2羽が森で保護されました。ロバートは、即座にルナこそが赤ちゃんを世話をするのに最適だと考えました。ロバートはルナが飛び立った直後にヒナをこっそり巣に入れるという実験を敢行。

©YouTube/Robert E. Fuller

はたして、ルナは2羽のヒナを引き取ることができるのでしょうか?ロバートはルナの巣に隠しカメラを仕掛け、ルナの帰りを待ちます。

©YouTube/Robert E. Fuller

撮影された映像はとても感動的なものでした。その瞬間を映像でご覧ください。

動画では、フワフワの産毛に覆われたヒナ2羽が巣の真ん中にちょこんと座っている様子が映っています。ルナが戻ってきました!

外からヒナたちの声が聞こえたのでしょうか。すぐに巣に駆け込むと、翼を広げ、ヒナたちを抱きしめるように自分の翼で包みます。思いがけず子どもを授かったことに大きな喜びを感じていることが伝わってきます。

©YouTube/Robert E. Fuller

それからルナはすっかり母鳥としての役割に没頭しているそうです。「ルナはヒナにとても愛情を注いでいます。もう1週間以上一緒にいますが、とても元気です。長い間母になることを待ち侘びていたルナがついにお母さんになったのです」とロバートも嬉しそうに語ります。

新米ママのルナ、本当に幸せそうですね。二羽のヒナが元気に成長しますように!

出典:thedodo
プレビュー画像:© YouTube/Robert E Fuller