ジョーク
ジョーク: 賭けの結末とビジネスマン
バーにふらりと現れた男性客。カウンターに座ると、バーのマスターにある提案をします。
「ねえ、マスター。これまでマスターが見たこともないような凄いモノを見せてやるから、今夜は奢ってくれよ」
マスターは少し考えてから、答えました。
「いいですよ、私もこれまでの人生、色々見てきましたからね。でも、私を感嘆させるようなもの見せてくれるなら、今夜のお代は私が持ちますよ」
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すると男性はポケットからミニチュアサイズのピアノを取り出すと、カウンターに置きました。さらにもう片方のポケットに手を突っ込んで1匹のカエルを取り出し、ピアノの前に座らせました。そしてカエルは小さな手を広げたかと思うと、なんと器用にピアノを演奏し始めたのです!
マスターはすっかり仰天、感嘆し、男性に今夜の飲み代はいらないと約束しました。すると、その一部始終を近くのテーブルから見ていた裕福なビジネスマン…商売の匂い嗅ぎつけ、男性に話しかけます。
「すみません、あなたのこのカエル、是非私に売っていただけないですか?」
「悪いけど、カエルを売る気はないんだ」と飲みながら男性は断ります。
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ビジネスマンは100万円でカエルの購入を提案しますが、男性はまたも断ります。諦めきれないビジネスマンは200万円、300万円と値段を上げて交渉しますが、最終的に諦め、席に戻りました。
男性はビールをもう一杯頼みながら、マスターに再び提案します。
「さっきのよりももっと凄いモノを見せてやったら、これからもずっと無料にしてくれるかい?」
先ほどのピアノを弾くカエル以上に驚嘆するもの?好奇心に駆られたマスターは一も二もなく男性の提案に乗ります。
男性はポケットから1匹のネズミを取り出すと、ピアノの上に置きました。すると…カエルのピアノの演奏に合わせてネズミが歌い出したのです!これ以上にない驚愕の光景に感嘆したマスターは、男性からは今後一切飲み代をもらわないことを快く承諾します。
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近くのテーブルからその光景を見ていた例のビジネスマン、再び男性に交渉を持ちかけます。カエルとネズミを1000万円で買い取りたいと申し出ますが、またしても男性に断られます。どうしても諦めきれないビジネスマン、なんとしても商談を成立させたいと食い下がります。
「わかった、じゃあネズミだけでいいから、1000万円でどうだ?」
男性はビールを飲み、こう返しましたた。
「ネズミだけ?じゃあいいよ」
ビジネスマンは小切手を切り、男性に手渡すとネズミを受け取り、バーを後にしました。
驚いたマスター、ビジネスマンの姿が見えなくなると、男性に詰め寄ります。
「正気ですか?!あのネズミだけでも、売り値の10倍の価値はあるのに!全く、一体どうして、あっさり売ってしまったんですか?」
すると男性はビールを飲み、満足そうな顔でこう答えました。
「なあに、ちょっと引っ掛けてやったんだよ。このカエル、腹話術もできるんだ」
