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1971年LGBTの権利のために戦う女性の姿があった 48年後写真に収められた彼女の姿に鳥肌が立つ

「私はレズビアンの娘を愛しています どうか彼女たちにとって良い世の中を!」

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ニューヨーカーにとって、毎年6月に開催されるプライド(LGBT文化を讃えるパレード)は街を象徴する多様性の祭典です。昨年はコロナウイルスの猛威でこのパレードは中止に追い込まれてしまいましたが、このパレードには48年もの間、毎年プラカードを掲げて参加し続ける名物ともいえる女性の姿がありした。

彼女の名は、フランシス・ゴールディン…2人の娘を持つ母親です。そして娘が2人ともレズビアンであるとカミングアウトをしてきた1971年からずっと、毎年このパレードに参加してきました。

「このプラカードに対する人々の反応を見たとき、とても驚きました」

フランシスさんは言います。

「涙目で駆け寄ってきて、温かい応援をしてくれてありがとうと言ってきたんです。中には『私のお母さんになってくれますか?』と言ってくる人さえいました。両親から理解を得られず、苦しんでいたのでしょう」

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元々は「私はレズビアンの娘を愛しています」とだけ書かれていたそのプラカード…人々の熱烈な反応を受けて、フランシスさんは毎年このプライドパレードに参加すると心に決めました。「どうか彼女たちにとって良い世の中を!」という言葉が付け加えられたのは、1993年のワシントンで行われたパレードに参加した時のことでした。実際に何か人々に行動を促すような言葉が必要だと感じたからです。プラカードの裏には「多様性は私たちを豊かにする」とも書かれています。

でも実はフランシスさん、これを始める前からも、活動家として積極的にアクションを起こしていました。一番初めに関わった運動は、1945年にマンハッタンのロウアー・イースト・サイドに引っ越した時の、家賃の高騰にストップをかけるための闘争でした。

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「私の人生は、私の娘たちのような、LGBTのコミュニティに属する人たちによって、ずっと豊かになったと感じています。だから、私はこのコミュニティの多くの友人を得ました」

フランシスさんはそう語ります。

フランシスさんはいつも他の親たちに、こう伝えているそうです。「ゲイやレズビアンの息子や娘ほど、寛容で温かい子供はいないのよ」と。「だから、もし自分の息子や娘が同性愛者だったら、大事にしてあげて」

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愛するニューヨーク、そして愛する人々のために戦い続け、周囲の人たちに勇気と感銘を与え続ける存在だったフランシスさん。「命続く限りこの行動を続けていくつもり」と話していたフランシスさんは、2020年5月、95歳でこの世を旅立たれました。

彼女のような人たちのおかげで、世界中でLGBTに対する意識は年々高まりつつあります。もしかしたら次は日本でも、こんなパワフルな女性を目にする日も近いかもしれませんね!

プレビュー画像:©︎[email protected]