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家族がレストランを去るとき、男性は耐えられない光景を目にした。しかし、その後の行動が独創的だった。

アメリカでは多くのレストランで子供が楽しめるような仕組みがいたるところでみられます。子供用のメニューや椅子はもちろん、遊び場自体がレストランの中に組み込まれてたり、アメニティーもいっぱい揃っています。ブライアン・ウェアの子供にとってもそれが楽しみでした。親戚と集まるときは子供が静かにしているようにお絵描きセットなどが有るレストランをよく利用していました。しかし、ある日レストランを出ようとしたとき、ブライアンはとても気になるものを見てしまったのです。

レストランの外に、使い残されたクレヨンがまとめて捨てられていたのです。ブライアンは自分の目が信じられませんでした。中には、1回使われたきりのような新品同様のものもありました。その晩ネットで調べてみたところ、アメリカでは毎年35トンのクレヨンが捨てられていることをブライアンは知りました。

これ以上無駄にクレヨンが捨てられるのを見るのは耐えられない、そう考えたブライアンはレストランに戻り、ゴミとして捨てられているクレヨンを回収することにしました。さらに、レストランの店長に将来クレヨンを捨てるときは色別に分別して取っておいてもらうようお願いします。その後6つのレストランで同じことをしました。これが彼が引率するプロジェクト「クレヨンイニシアティブ」の始まりでした。

ブライアンは毎週、自宅のキッチンで友達たちと一緒に古いクレヨンを溶かします。古いクレヨンを再利用し、何箱もの新しいクレヨンを作るためです。

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クレヨンは特別な機械で押し出されます。色が綺麗ですね!

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一回プレスごとに96本のクレヨンができます。子供が握り易いよう、ブライアンのクレヨンは市販のものより少し太めに作られているそうです。

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ブライアンはこの活動を無償で続けています。

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出来たクレヨンはカルフォルニア中の学校や病院に寄付されます。パッケージも綺麗ですね。これなら子供達も喜びそうです。

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ガン病棟に入院中の子供たちも、新しい箱が届くと大喜び。目が輝いていますね。

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「小さくてカラフルなクレヨンで、小さくとも勇気のある子供達が病気のことを少しでも忘れることができるなら、私たちは何か正しいことができているのだと思っています」

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ブライアンの素晴らしいアイディアに拍手を送りたいです。

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大きな予算を投入して解決することだけが社会の問題を解決する方法ではありません。このような小さな努力の積み重ね、そして何よりも気持ちが重要だということをブライアンは教えてくれます。

ブライアンの話をシェアして周りのみんなにもインスピレーションを広めてください。それが、次の新しいアイディアにつながることを願っています。