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【勝手に住み着いてました♩】玄関ポーチの下に「間借り人」を発見した住人

カナダ・オンタリオ州南部の都市マーカム。この閑静な街のとある一軒家である珍事が起こりました。ある日、玄関ポーチの下からなにやら奇妙な物音がするのに気がついた住人。耳を澄ますと、どうやら動物の鳴き声のようです。早速、地元の動物保護局に連絡をし、経験豊かな野生動物愛護団体スタッフのブラッド・ゲイツ(58歳)が現場に駆けつけました。

玄関ポーチ下に入り込み住み着いているらしき動物を確認するために、ポーチの床を剥がしてみると…

住宅に入り込んだ野生動物保護のベテラン、ブラッドも思わずメロメロになった光景をご覧ください: 

「キツネがポーチ下を出産&子育て場所に選んだらしい」とブラッドが予測したとおり、床下にはキツネの赤ちゃんの姿が。どうやら母キツネは餌を探しに出かけているらしく、身当たりません。ブラッドが床板を剥がすとキツネの赤ちゃんたちは床下の奥へと入り込んでしまいました。

©Youtube/Heftig

まず1匹目の赤ちゃんが保護されました。しかしブラッドによると、おそらくまだ複数の兄弟キツネが床下に隠れているそうです。

©Youtube/Heftig

1匹ずつ、慎重に床下から赤ちゃんを保護するブラッド。あまりの可愛らしさに思わず笑みがこぼれます。

©Youtube/Heftig

ポーチ床下奥の方に隠れていた7匹目の赤ちゃんを確保。これで全ての赤ちゃんを無事に保護することができました。7匹の子沢山キツネ一家にブラッドも驚いたようです。まだ姿を現さない母キツネ…しかしブラッドには赤ちゃんギツネを母親のもとに無事返すあるアイデアがありました。

©Youtube/Heftig

ブラッドは赤ちゃんギツネを断熱ボックスに入れ、自宅前に置くと離れた場所からそっと様子を見守ります。しばらくすると…母ギツネが赤ちゃんギツネを迎えにやって来ました。

©Youtube/Heftig

赤ちゃんギツネを1匹ずつ、せっせとどこかへと運び出す母ギツネ。どうやら通りの向かい側の安全な場所に一時的に引越しすることにしたようです。赤ちゃんを箱に入れてから5分もしないうちにお迎えにきたことからも、母ギツネがずっとブラッドと赤ちゃんギツネの様子を見ていたことが分かります。

©Youtube/Heftig

「これまで依頼を受けて『退去』してもらった動物のなかで一番可愛い動物たちだね」と愛らしい赤ちゃんギツネにすっかりメロメロなブラッド。

キツネの親子が安全な住みかを1日も早く見つけ、安心して暮らすことができますように。

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プレビュー画像: ©Newsflare