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ジーンとくる話

「寄付のお礼にペットの似顔絵を書きます」ある動物保護団体の企画は1日で打ち切りに 理由は似顔絵を見たら言葉なくしてわかる

近年多くの家庭で犬や猫、ハムスターといったペットが飼われていますが、その反面様々な事情から飼い主を失ってしまったペットたちが数多くいるのも現実です。そんな動物たちを保護し、彼らに新たな家を見つけるために日々活動する保護施設は、多くがボランティアなどの支援から成り立っています。

アメリカ、ウィスコンシン動物愛護協会も人々の寄付をその活動資金とし、毎年4万匹もの動物を保護しています。そのウイスコンシン動物愛護協会は今年2月25日、あるユニークな方法で寄付を集うことにしたのです。

協会は、Facebook上でこう呼びかけたのです。
「募金活動に『お楽しみ』を付け加えてみることにしました…もし15ドル(約1600円)をウイスコンシン動物愛護協会に寄付していただけたら、ペットの似顔絵を描いて差し上げます。あえて難点を言うとしたら、私たちスタップは全員、動物の似顔絵を描くよりも動物の世話が得意ということでしょうか🤷」

「こちらには皆さんのペットを素晴らしい作品に描く(もしくは皆さんを笑わせる)、多くのスタッフやボランティアがいます。才能溢れる彼らが描いた似顔絵を手にすることができる、としたいところですが、絵の才能が全くないスタッフの作品も中にはあるのが正直なところです」

そして15ドルの寄付をした後、この投稿のコメント欄にペットの写真をアップするとお礼として似顔絵が投稿されると付け加えました。すると、瞬く間に寄付と愛するペットの写真が投稿されたのです。その理由はスタッフの画力

想像以上に味のある仕上がりに飼い主たちは大興奮。次々とリクエストが殺到したのです。そしてリクエスト殺到につきコメント欄がパンク。当初無期限としていたものを、告知をした2月25日のうちに終了せざるを得なくなりました。寄付金額はなんと12000ドル(約130万円)も集まったそうです。

それでは、実際に描き上げられた傑作たち20点をここにご紹介いたします。

1. 首のシワもバッチリ

2. タズとベイリー

3. ルーシー

4. ベイラーとノア

5. クーパー

6. ソフィー

7. ルーキーとモエ

8. 雰囲気バッチリ

9. ベローン

10. オピー

11. ブーマー

12. ジェイク

13. ノーリー

14. ラレードとタリーサッシー

15. スーパードッグ

16. 躍動感もしっかり表現

17. マーリー

18. 特徴を捉えれば多くは描かずともわかる

19. ゾエ

20. エラ

お気に入りの作品はありましたか?プロ並みの画力から、想像力溢れるユニークなもの、動物への愛がいっぱい伝わる温かいものまで画風はスタッフにより様々ですが、どれも皆特徴がうまく捉えらえています。
見ていて飽きない数々の作品たち。寄付する側を楽しませるためのユニークなアイディア、素晴らしいですね👏

プレビュー画像:©︎Facebook/Wisconsin Humane Society, ©︎Facebook/Wisconsin Humane Society