【便利だけど…場合によっては超危険】電撃殺虫ラケットでハエをやっつけようとしたら家が爆発！あまりにも身近な原因を知ってゾッとした

初夏から秋口にかけて、私たちの平和を見出す「蚊」。蚊取り線香や虫除けグッズを使っても、網の目を掻い潜るかのようにちゃっかり室内に侵入しています。激しい痒みと「プ〜ン」とあの嫌な羽音で私たちのサマーライフを多いに悩ませる夏の嫌われ者です。

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蚊だけでなくハエなどの害虫も増える夏場。小さくてすばしっこい蚊の退治もなかなか大変ですが、さらに素早いハエともなるとハエ叩きでやっつけるのは一苦労です。そんな煩わしい蚊やハエを効果的に撃退できるグッズがこちらの「電撃殺虫ラケット」。

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スイッチを押すとラケットの金属製ネットに電流が流れ、ネットに接触した蚊やハエ、虫などを簡単に退治できる便利グッズです。殺虫スプレーのように薬剤を含まないため、赤ちゃんやペットなどのいる室内や食べ物のそばでも安心して使うことができます。

実際に使ってみると、電流が流れたネットに蚊やハエが触れると大物のハエだと「バチッ」と音がし、確実にキャッチ。場合によっては小さな火花が生じるなど、なかなか威力の強い電撃ラケットであることが伺えます。

ヨーロッパでも近年、この便利な電撃殺虫ラケットは夏の暮らしの便利グッズとして定着しつつあるのですが、9月4日、このラケットの使用によりとんでもない事故がフランスで引き起こされました。

Global news headline of the day. Man blows up part of house while chasing fly https://t.co/vy8d7RhYjV?

— Meg Gardiner (@MegGardiner1) September 7, 2020

フランス南西部ドルドーニュ県パルクル＝シュノーの自宅で夕食を食べようと食卓についた80代の男性。しかし食べ物の匂いを嗅ぎつけたハエがブ〜ンと飛び回ります。イラッとしたこの男性、いつものように電撃殺虫ラケットを手に取り 、ハエに向かって振り下ろしました。

しかし、このとき男性は気がついていませんでした。キッチンに置いてあるガスボンベからガスが漏れ出していることに…電撃殺虫ラケットのスイッチを押した次の瞬間、ガスに引火。キッチンで爆発が起こったのです。

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幸いにも、男性は手に火傷を負う軽症ですんだものの、キッチンと屋根の一部が爆発により崩壊。いつもと同じ夕食光景が一転してとんでもない災難へと変貌してしまったのです。

80代にして自宅の一部を著しく破損してしまった男性は、家族が自宅を修復する間、地元のキャンプ施設への避難を余儀なくされました。

ちなみに地元紙「Sud Ouest」によると、今回の爆発でハエが爆死したかは不明だそうです。

知らない間に起こっていたガス漏れが招いた災難。普段からガス漏れに注意するのはもちろんのこと、ガスコンロや鍋やバーベキューなどでガスボンベを使用する卓上コンロで調理の際は近くで使用しないなど厳重な注意が必要ですね。

実際に筆者もこの電撃殺虫ラケットを愛用しており、日常生活で気軽に使っているだけに、今後使用する際には気をつけなければと強く実感しました。

プレビュー画像: ©️pinterest/mako T