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肥満猫のやる気のないエクササイズ姿に共感と励ましの声

肥満に悩むのは人間だけではありません。肥満と聞くと、怠惰、不摂生というイメージがついて回りますが、肥満には病気や治療の副作用、貧困など本人の力ではどうにもならない理由が隠れていることもしばしば。今回ご紹介する肥満猫シンダーも肥満になりたくてなったわけではありません。

シンダーはファンの間では「シンダーブロック」(コンクリートブロック)の愛称で呼ばれる、どっしりとした体つきのロシアンブルーのメス猫です。

太り過ぎて動くのもままならない状態のシンダーが健康を取り戻すには、定期的な運動がどうしても必要でしたが、飼い主は認知症の父親の介護をしており、自身も病気に苦しんでいました。結局、ワシントン州ベリンガムの動物病院がシンダーを引き取り、運動療法を開始することに。

でも、シンダーはそんな人間たちの心配をまったくありがたく思っていないようです。ウォーキングマシーンに乗せられると、片足だけを面倒臭そうに動かしながら、不機嫌な顔でニャーニャーと不快感を表明。

 
 
 
 
 
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ベリンガム動物病院の医師たちはそんなシンダーのためにせっせと新しい戦略を開発しています。

関節にかかる負荷が減るように水を張ったウォーキングマシン、カラフルな羽のおもちゃ、そして小さなおやつを床にばらまいて動きながら食べさせる作戦など…

 

 
 
 
 
 
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シンダーが少しでもカロリーを消費できるように工夫を凝らしています。医師たちは「ほんの少しでも動くことが大切」と説明します。

 

 
 
 
 
 
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保護された当初は10キロを超えていたシンダー、徐々に減量の効果が出て、8キロ台(19ポンド)になったそうです!

ただ、体重は減ってもシンダーの不満は減らない様子。シンダーは相変わらずのグータラぶりで、やる気はゼロ。でも、適当にサボりながらもエクササイズを続けています。

そんなシンダーを自分と重ねる人も多いようです。シンダーの動画には、共感の声や励ましの声、そしてシンダーの頑張りを応援する声が多数寄せられています。また、シンダーの人気が高まるにつれ、ペットの飼い主に対し、ペットの肥満に注意してほしいという呼びかけも始まっています。

シンダーは目標体重まで到達できるでしょうか。頑張ってほしいですね!