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【体とこころに大きな変化!】断酒3年の変化を写した自撮り写真

お酒が好きな人にとって、1日の終わりの晩酌をやめるのは難しいこと。でも習慣的に大量飲酒することで、気づかないうちに、自分でお酒の飲み方をコントロールできない状況(アルコール依存症)になる危険があります。ただの酒好きと依存症の境界線はとても曖昧。飲む量や回数に気をつけていないと、お酒を飲まずにはいられなくなり、飲酒による問題が生活に現れるようになります。

現在37歳になるアメリカ人のケニーも気づかぬうちにアルコール依存症になった一人。20代半ばで問題に気がつきました。「1日に12杯から14杯、少なくとも週に3、4回は飲んでいた」というケニー。「問題があるのは分かっていたけど、どうしたらいいのかわからなかったんです。鏡を見るたびに酔っている自分がいやでした」

ケニーが問題に気づいて、断酒を決意するまでには、さらに何年もかかったと言います。

ケニーは依存症との闘いに入った自分を奮い立たせ、その経過を記録するために、鏡の前で定期的に写真を撮り、SNSに自撮り写真を投稿しました。では、ケニーのアルコール依存症との戦いの軌跡をご覧ください。

最後の飲酒から24時間後

最後に酒を飲んだ翌日のことを、ケニーは忘れられないと言います。「気分が悪くて、あまりにもひどい状態だったので、忘れないために写真を残したいと思ったんです」

Imgur/dunnkw01

30日目

友人たち、そして匿名のアルコール依存症患者の支援プログラムの助けを借りて、ケニーはリハビリ施設に入る決意を固めます。

Imgur/dunnkw01

60日目

「友人が1年前にリハビリを受けていたので、彼女に相談しようと思い立ちました」とケニー。「問題を抱えており、助けが必要だと彼女にメッセージを送った翌日、彼女は私を車に乗せて、自助会に連れて行ってくれました。それ以来、しらふでいられます」

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90日目

ケニーは断酒したかっただけでなく、生活全般を健康的で意識的なものに変えたかったので、運動を始め、食事にも気を配り始めました。

Imgur/dunnkw01

6ヶ月目

ケニーは自分の人生を再評価し始めました。禁酒がうまくいったことで、自己肯定感が高くなり、自分自身と友人たちに対し、前向きな態度をとることができるようになったといいます。

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9カ月目

「お酒をやめて自分の人生を取り戻したかった」とケニー。「でも自分が思ってたよりもはるかに多くの幸せや喜び、自由を手にいれて、全く新しい人生を送れるとは思いもしなかった」

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1年目

時間とともに体が変化しただけでなく、どの写真を見ても、表情が生き生きとしており、幸せそうで、自信にあふれています。

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18カ月目

禁酒から1年半たちましたが、アルコール依存症との闘いは生涯続くことを彼は知っています。でも、どんな状況でも、以前の行動パターンに戻りたいとは思わないと言います。

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2年目

「私にとって、最も難しいのは、成功したという栄光に甘んじないことです」

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3年目

ケニーは節目に達しました。3年間、一滴のアルコールも口にしていません。写真に写っている彼の輝くような笑顔が千の言葉に匹敵します。37歳の彼はまったく別人のようです。それは、お酒を断って以来34キロの体重を減らしたせいだけではありません。

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SNSでは、ケニーの身体的な変化だけでなく、写真に現れる前向きで自信に満ちた表情や態度が賞賛されています。彼は、自撮り写真で、依存症との闘いを始めたばかりの人たちを励ましています。自分を変えるのに遅すぎることはないのです。

プレビュー画像:©︎Imgur/dunnkw01