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【まるで別人!】1年間で大きく変貌を遂げた7人

2012年に放送を開始して以来、大人気のアメリカのテレビシリーズ「My 600-lb Life(300キロのマイライフ)」。各エピソードごとに最低220キロ以上の超肥満体に悩む登場人物を1年間かけて取材したドキュメンタリータッチの番組です。病的に太り過ぎて日常生活を送ることすら困難な状況に陥った超肥満の番組参加者の1年間のダイエット生活に密着。努力の結果、いかに驚きの減量を実現するか、毎回視聴者の注目を集めています。

これまで同番組に参加し、見事減量に成功した7人。その驚くべき変貌をご覧ください。

wikimedia commons/public domain

1. ジャスティン・マックスウィン(27歳)

番組に登場した当初、312キロだったジャスティン。ここまで体重が増えてしまった過食の原因は彼の子供時代にありました。薬物依存の母親のもとで育ったジャスティンですが、やがてヘロインにまで手を出すようになった母はやがて失踪。残されたジャスティンは父親に引き取られます。

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しかし、すでに父親は新たな家庭を築いていたため、ジャスティンの居場所はどこにもありませんでした。心の隙間を埋めるかのように過食に走り、どんどん体重を増やしていったのです。過剰体重による身体的痛みだけでなく、転倒を恐れ、しまいにはベッドの上だけで過ごすようになります。

しかし1年後、ジャスティンは見事150キロの減量に成功。体重は約半分になりました。

 
 
 
 
 
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2. レイシー・ホッダー(29歳)

開始当時の体重、313キロ。

母親の影響を受け、幼い頃から不健康な食生活を送っていたレイシー。9歳にして体重90キロを超える肥満児でした。学校ではバカにされ、家では無職の父親にイライラ…行き場のないストレスをファストフードを食べることで発散する日々を送っていました。

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300キロを超える巨体にはシャワー中に滑って転ぶことですら命取りになりかねません。一人暮らしのレイシーにとって転倒による怪我は大きな脅威でした。

1年後、レイシーは115キロの減量に成功します。

 
 
 
 
 
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3. オクタヴィア・ガーガンズ(42歳)

開始当時の体重、314キロ。

1年間以上にもわたりベッドの上での生活を余儀なくされてきたオクタヴィア。それもそのはず、体重過多のあまり一つ一つの動作がオクタヴィアにとって痛みを伴うものだったからです。すでに立ち上がることしかできず、ルームメイトの「介護」なしには生活もままならない状態でした。

育児放棄された子供時代、そして近隣住民から虐待を受けた10代、オクタヴィアのこれまでの人生は苦難に満ちたものでした。辛い現実から目を逸らすかのように食に走り、その結果13歳にしてすでに体重は140キロを超えていました。その後も過食のスパイラルは止まらず、ついに300キロを超えるに至ったのです。

1年後、オクタヴィアは見事106キロの減量に成功。もうベッドで1日中過ごすことなく、動き回れるようになりました。

 
 
 
 
 
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4. アリシア・カーガン(32歳)

開始当時の体重、280キロ。

子供時代、両親から蔑まれ愛情を感じることなく育ったアリシアの唯一の心の拠り所は食べることでした。心の飢えを満たすかのように過食に突き進んだ結果、健康に支障をきたすレベルまで体重を増やしてしまいました。それまでアリシアの暴食に注意を促すことのなかった恋人ティムからも減量を勧められます。

このままではティムを失うのではという不安からダイエットを決意したアリシア。1年かけて84キロの減量に成功します。

5. ニコル・ルイス(23歳)

開始当時の体重、310キロ。

薬物中毒の両親のもとで育ったニコルは子供時代からすでに肥満体でした。20歳で第一子を妊娠して以来、3年間座ったままの生活を送っていたのです。2児の母であるものの、肥満により育児に支障をきたし、子供の面倒はニコールの両親がみていました。ダイエット開始時には体がつかえてバスルームのドアを通ることもできず、父親に手伝ってもらい玄関先で庭専用ホースでシャワーを浴びていたほどでした。パートナーはニコールの食生活の改善を促すどころか、四六時中ニコールに食事を与え続け体重は増量の一途を辿るばかりでした。

1年後、ニコールは72キロの減量に成功します。

6. アシュレー・ダン・ブラッチャー(26歳)

開始当時、アシュレー・ダン・ブラッチャーの体重は約330 kg。

子供の頃、キッズシッターから性的虐待を受けていたアシュレーは、心の傷を癒すため過食に走るようになります。高校生のときにはすでに160キロ、出産当時は260キロ、体重は増える一方でした。

超肥満体の自分を恥じて外出はほとんどすることはありませんでした。肥満により動作にも支障が出て家事育児もままならず、5歳の息子の養育はアシュレーの母親に任せきりでした。

1年後、アシュレーは115キロの減量に成功します。

7. ブランドン・スコット(33歳)

開始当時の体重、326キロ。

両親が不仲で夫婦喧嘩が絶えない家庭で育ったブランドン。家庭内不和からくるストレスを食べることで発散した結果、すでに子供時代から体重過多に陥り、高校卒業時には体重は180キロを超えていました。

21歳のときに父親が不倫し家庭を捨てたため、家族を養うため大学を中退せざるを得ませんでした。以来、ストレスによりさらに過食に走り、30代前半にして300キロの大台を超えてしまいます。

1年後、ブランドンは150キロの減量に成功しました。

1年間にわたるシーズン撮影中、参加者たちは厳しい食生活を送るだけでなく、専門医による高度肥満患者向けの胃バンディング術(肥満手術)を受けます。しかし医学的な治療手術を受けても、減量したまま維持できる肥満患者は5%にも満たないそうです。

1年かけて減量に成功した参加者たちが今後もリバウンドすることなく、体重維持または減量できるか否かはダイエットを継続することができるかどうかにかかっています。今回の成功体験をきっかけに、より健康な人生を取り戻すことができますように。

プレビュー画像:©︎Pinterest/realityblurb.com, ©︎Instagram/mcswainj2