ジーンとくる話
妊娠中のダックスフントは驚くべき秘密を隠し持っていた ついに出産の時を迎えたとき みんな感動した
道端に捨てられていたダックスフントを初めて発見したとき、動物保護団体のスタッフは言葉を失ったといいます。後にマリアと名付けられたこの犬は、肋骨から下の感覚を失っており、大量のノミに寄生され貧血状態となっていただけでなく、多くの感染症に苦しんでいました。しかし、それだけではありませんでした。マリアは妊娠していたのです。
半身不随の状態のマリアは、出産のための帝王切開手術が3000ドルかかると知らされた飼い主に捨てられてしまったのです。
全身をノミに覆われ、ヒドい貧血状態でした。
検査の結果、マリアの少なくとも数か月前から半身不随であること、栄養失調と数多くの感染症に冒されていることがわかりました。しかし、お腹の中の子供たちのためにもマリアは必死に生きようとしていました。
そして2014年8月4日、帝王切開でマリアは元気な子犬たちを無事出産しました。
その数、なんと7匹!
子犬たちは健康に成長し、その後、引き取り手もすぐに見つかったそうです。そしてママとなったマリアにも、ある奇跡が起こります。
ふたたび歩けるようになったのです!
施設の庭を子犬たちと元気よく走り回るマリア。興奮したり疲れると、まだ足を引きずることもあるそうですが、つまずいてもよろめいても、マリアは前向きです。地面を感じ、歩き、走り、そして尻尾をいっぱい振っています。
こちらは、マリアの救出と出産をドキュメントした動画です(英語音声のみ)。マリアが元気に走り回る様子は2:15〜ご覧頂けます。
マリアは完全に回復することはないかもしれません。しかし、マリアとその小さな子犬たちは、ようやく安心して暮らせる場所を見つけました。力強く生きようとするマリアの姿は、見ている私たちにも勇気を与えてくれます。本当に強い母犬ですね!
プレビュー画像:©︎Youtube/mom2babynatalie
