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すべての親への警告:これが22歳の女性にバーガーキングのトイレで起こった。
49歳のシェリル・タウリーは一生この日を忘れることはないと言います。ミシガン州に住むシェリルの22歳の娘が、デトロイトの病院に緊急搬送されるという最悪な状況を経験したのです。
その日の夕方、娘のエライナ・タウリーは友人とファストフード店に出かけました。
「娘はトイレを使用するために停車したそうです。20分から25分経っても出てこないので、友人は何かおかしいと思ったそうです」シェリルは言います。
午後5時30分、シェリルは娘から、もうすぐ家に戻るというメッセージを受信します。しかしエライナが帰宅することはありませんでした。テキストを送信した直後、エライナはファストフード店のトイレで意識不明の状態で発見されたのです。
すでに心臓が停止していたエライナはすぐに病院に搬送されます。
「緊急治療室であんな姿の娘を見るとは思っていませんでした」シェリルは振り返ります。
エライナは麻酔や鎮痛などに使用される合成オピオイドのフェンタニルが混合されたヘロインのオーバードーズ(過量服薬)で意識不明の重体に陥っていました。エライナが薬物中毒に陥ったのは7年前、当時付き合っていた男性の暴力に耐えるため処方鎮痛剤に頼ったことがきっかけでした。
2人の間には5歳の息子クリストファーがいましたが、エライナは息子には良い環境で育って欲しいとクリストファーを養子に出しました。クリストファーの父親は家庭内暴力で起訴されています。
その後、エライナの状態は悪化の一途を辿ります。
「エライナは私のたった一人の娘で、親友です。娘は今日新しい仕事を始める予定だったのに、今では延命措置を受けているんです」シェリルは言います。
エライナの肝臓と腎臓の機能が著しく低下し、脳はほとんど反応を見せなくなった時点で、シェリルは人口延命装置を外す決断をします。
亡くなった娘のこの写真を公開することが、すべての親と薬物中毒に陥っている人たちへの警鐘となればとシェリルは願っています。
地方局のニュース番組の特集でもこのエピソードが取り上げられています(英語音声のみ)。
「路上で薬物を売っている人たちを阻止する闘いに残りの人生を捧げます」
シェリルの最愛の娘のストーリーが広まることで一人でも多くの人が薬物の危険性に気がつくことを願っています。