ちえとくをフォローする

おもしろ・びっくり

【微笑ましい動画】ドイツの石畳の街角で通行人とバスの運転手が繰り広げる優しい世界

慌ただしい現代社会、走っているバスの前に誰かが立ちはだかったら大変でしょう。普通なら、運転手はクラクションを鳴らすか、大声で道をあけるように注意するのではないでしょうか。

でも、中世の街並みが残るドイツの小さな街レーゲンスブルクでは、通行人の遊び心にバス運転手が応じるという優しい世界が繰り広げられているようです。

ここはレーゲンスブルクの中心街。石畳の広場には多くの通行人が歩いており、その横をバスがゆっくりと通り過ぎようとしています。

そのとき突然、紫色のパンツをはいた青年が現れます。彼は近づいてくるバスの前に果敢に立ちはだかり、両手を広げておおげさにバスを止めるふりをします。

バスの運転手は、すぐに彼の遊び心を理解した様子。嫌な顔ひとつ見せず、バスをゆっくり走らせ、運転席でちょっとしたダンスも披露。

通行人たちの笑いと拍手の中、紫パンツ氏は後ろを向き、見えないロープでバスを引っ張りはじめます。

彼のパントマイムに合わせて、バスの運転手はゆっくりとバスを動かします。最後に、女性運転手と青年はバスの窓越しにハイタッチ!!運転手さんの柔らかな笑顔が輝いています!

この微笑ましい対決を収めた動画は、Twitterで10万回以上再生されています。ご覧ください。

なんて穏やかで優しい日常でしょう。メディアでは戦争や自然災害、物価上昇など気が滅入るニュースばかりが目につきますが、こんなふうに見ず知らずの人たちが気ままな時間を共有し、笑っている世界が存在していると思うとホッとしますね。

出典: Merkur.de
プレビュー画像:© Twitter/ Opa_Homie