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おもしろ・びっくり

【便秘が招いた悲劇】トイレで踏ん張った結果…予想外のものまで失ってしまった女性

便秘にお悩みの人は意外と多いもの。気づいたら3、4日ご無沙汰…なんてこともありがちです。お通じがない日々が続くたびに募る焦り、自分の腸内に溜まる一方のう◯ちに対する鬱々とした気分…毎日快便な人には想像できない世界です。

Toilet Room

頑固な便秘に悩まされていた高齢の中国人女性の身に起きた珍事が話題となっています。香港のタブロイドニュースによると、かなり深刻な便秘症状を抱えていたこの女性、トイレにこもり…なんとかして便秘を解消したものの、想定外のものまで便秘と一緒にサヨナラしてしまったようです。

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女性がう◯ちと一緒に水に流してしまったもの、それは「記憶」。なんと過去10年の記憶がごっそり抜け落ちてしまっていたのです。トイレから戻って来た女性の様子がおかしいことに気が付いた家族は女性を病院に連れて行き、女性は入院する事態に。幸い、翌朝には女性の記憶は戻り、退院することができました。

女性が過去10年間の記憶を失っていた時間は約8時間。病院での検査の結果、精神的にも肉体的にも異常は見られなかったものの、記憶が戻った後もトイレに入ってから退院するまでの8時間は覚えていないそうです。

匿名のブログがソースのこの珍ニュースに対し、地元香港では「信じがたい」「どうせフェイクだろ」いう反応も多々見られました。

しかし医療専門誌によると、便秘と記憶喪失及び失神は十分に関連性があるそうです。便秘のため、トイレで排便時に力みすぎることにより、血圧や心拍数が下がり、脳に十分な血液が行き渡らず、血管迷走神経性失神が引き起こされ、失神や目まい、意識障害の症状が現れることがあると専門家は指摘しています。特に高齢者の場合、脳の短期記憶を司る海馬や覚醒状態を維持する脳幹網様体への血流不足により、一時的な健忘症に陥ることも稀にあり得るそうです。

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いずれにせよ、どんな頑固な便秘でも力みすぎは禁物ということですね。便秘は体質もあるため、なかなか解消しにくい健康トラブルですが、日頃から食物繊維や水分を十分に摂取し、しっかり睡眠をとり適度に運動することで少しずつ改善に繋げていきましょう。