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えらい

バスの優先席「席を譲りなさい」とおじいさんに叱られた しかし若いバスの運転士が言った一言でバス中は静まり返った

電車やバスに設置されている優先席。

これはもちろん、高齢の方や妊婦の方、または怪我をしている方などが、安心して公共交通機関に乗れるように配慮されたものです。

しかし、優先席を必要としているのは、必ずしも上に挙げたような方々だけではありません。

今回紹介するのは、病気などで見かけでは判断しづらいがゆえに、優先席に座る正当な理由がありながら、ときには周囲の不理解に直面することのある方のエピソードです。

Twitterユーザーのほっしさん(@panda5959)は闘病中でした。病院へと通うバスの中で、優先席に座っていたところ、正義感の強そうなおじいさんに「席を譲りなさい!」とお叱りを受けてしまったそう。

確かに、一見だけでは分かりづらいかもしれませんが、ほっしさんは闘病中の身。ほっしさんのような方にこそ、優先席は必要なはずです。

そんな時、若いバスの運転士さんが言い放った言葉に、バス中が静まりかえってしまったはずです。

実際にそのツイートをご覧ください!

「お客様。お座りのお客様はヘルプマークをつけていらっしゃいます。体調が優れないご様子ですのでお許しください」

なんとバスの運転士さんは、ほっしさんがヘルプマークをつけているのを見て、おじいさんを優しく注意してくれたのです。

このヘルプマークは、援助や配慮が必要な方が身につけるもの。ほっしさんも闘病中ということで、肌身離さず持っていたのでしょう。

運転士さんからのサポートがあり、ほっしさん、どれほど心強かったことでしょう。

しかしこの話には、なんと続きがあります。

その後、ほっしさんもおじいさんも同じバス停で降りて、向かった先はなんと同じ病院だったのです。おじいさんも通院していたのでしょう。

先ほど起こった出来事をおじいさんに謝ったほっしさん。すると、あまりに意外な反応が返ってきたのです。

「私こそ自分が情けない」

おじいさんはそう言って頭を下げてきたのです!

結局、2人は友達になり、病院のカフェで一緒にお茶をしたというのだからびっくりです。

このエピソードは、Twitterの人々に驚きと感動を以って迎え入れられました。

Twitterの人々の反応

いかがでしたか?

注意深く乗客を観察し、細やかな配慮をした運転士さんも素敵ですし、自分の間違いをサッと認めることのできたおじいさんも素晴らしいです。みんながハッピーになった、心が温まるエピソードでしたね。

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プレビュー画像:  / © Twitter/panda5959