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ジーンとくる話

2年間迷子になっていた犬。飼い主の匂いを嗅ぎつける【感動動画】

アルゼンチンの街エル・アルカ動物保護施設で暮らすパキータは、路上でさまよっていたところを保護された迷子犬です。施設で職員から愛情深いケアを受けているパキータですが、いつも心はどこか別の場所にあるようでした。保護された多くの犬たちが里親に引き取られていく一方、パキータは2年間も施設で暮らし続けていました。

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新たな家族とともにパキータが暮らせるよう、保護施設職員シルビア・フェレイラはパキータの写真を施設のFacebookに投稿します。実はパキータにはずっと前から家族がいることをシルビアは知りませんでした。

「すぐにパキータの飼い主の母親だと名乗る人物からメッセージが届きました。その母親によれば、息子はずっと必死に愛犬を探し続けていたそうです!」とシルビア。

早速翌日、飼い主のアリエル・ナヴェイラは本当に探していた愛犬なのかを確認するため、施設を訪れました。2年の時を経てようやく再会できた飼い主と愛犬。感動の瞬間をこちらの動画からごらんください。

突然現れた男性の正体に、すぐには気づかなかったパキータ。躊躇しながらおずおずと匂いを嗅ぎます。そしてすぐに懐かしい飼い主の匂いに気づき、様子が一転します。嬉しそうに顔を摺り寄せ、アリエルに飛びつくと、体を摺り寄せ尻尾をちぎれんばかりに降り、喜びを爆発させます。パキータと2年ぶりの再会を果たしたアリエルも感無量でした。

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「最高の気分です。愛犬が姿を消 して以来、悲しみに打ちひしがれていましたが、こうしてまた会えるなんて。言葉では表現できないくらいです」

離ればなれになり、お互い心にぽっかりと穴が開いたような2年間を送ってきた飼い主と愛犬。再び再会できて本当に良かったですね。これからはもう迷子になることなく、末長く一緒に暮らせますように。