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えらい

ミックスであることを馬鹿にされた青山テルマ。しかし彼女の放った言葉に称賛の嵐が吹き荒れる

青山テルマさんは、奈良県大和高田市出身のシンガー。父方の祖父がトリニダード・トバゴ人というクォーターでもあります。2008年、名曲「ここにいるよ」そしてそのアンサーソング「そばにいるね」で一世を風靡したことを記憶している人も多いのではないでしょうか。

その後は活動の幅を音楽からさらに広げ、近年ではトークイベントを開催するなどし、幅広い年齢層のファンに指示されています。

そんな青山さん、2020年1月に放送された情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)の視聴者からの悩み相談コーナーで、素晴らしい回答をして大きな話題を呼んでいます。

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悩み相談をしてきたのは、20代後半の女性です。その女性は外国人男性と交際しており、結婚するために両親に挨拶へ行ったところ、母親からこんな条件を出されてしまったのです。
「子供を作らないなら結婚してもいい。生まれてくる子供が、差別を受けるかもしれないから
この母親の言葉に、女性と交際相手の外国人男性はショックを隠せなかったそうです。

自身も2カ国のバックグラウンドを持つ青山さん、そんな相談者に、こんな答えを返したのです。

「私自身もクォーター。黒人で日本人で。親戚に言われました。『テルマは黒人だしブサイクだし将来どうするんだ』って。
けど、この顔で生まれてきたら、この顔が一番似合う笑顔を探し続けて生きているので。
なんかいじめっていうのってきっと人種とか関係なくどんな国でもあることだし、それを全部守ることが親ではないって思うし、それで私は強くなれたので」

青山さんは、最後に相談者に「子供を生みたいのなら生めばいい。自分がやりたいようにやって」と力強いアドバイスをして締めくくりました。

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青山さんの回答に、多くの視聴者が胸を熱くしました。そのポジティブさを見習いたいという声から、なぜ青山さんがこれほど人を惹きつけるのか分かったという声まで。

マルチなバックグランドを持つ人たちだけでなく、どんな境遇の人の心にも響くであろう素晴らしいアドバイスですね!

では最後に青山さんの名曲「そばにいるね」をどうぞ!