トリビア
何年もの間たくさんの甘いものを食べてきた人たち。その結果が鮮明に見えてくる。
砂糖の過剰摂取とそれによる健康リスクについて、様々な医師や研究者が警告を発表しています。甘いものの摂りすぎによる問題は、虫歯や肥満、糖尿病などが有名です。この問題についてタイで昨年行われたキャンペーンが話題になりました。
注意:甘いものが大好きな人は見ないことをおすすめします。また、これから先のコンテンツには、(フェイクですが)グロテスクな画像が含まれます。
タイ保健省は今回、甘いものの食べ過ぎが招く衝撃的な傷口を表現した画像を展開することで、この問題の深刻さを伝えようとしています。
今回のキャンペーンには「甘いものは死を招く」というコピーがつけられていますが、秀逸ですね。
これらの写真により医師たちは、「糖尿病になると傷の治りも遅くなる」という事実を伝えたいと考えています。
この傷口の再現には、本物のお菓子やケーキが使われているそうです。
とてもリアルに見える傷の写真ですが、拡大してよく見ると実際にクッキーやチョコレートが使用されているのがわかります。
今回これらの「痛々しい」画像を手掛けたのは、グラフィックデザイナーとして活躍するナッタコン・ジェンセム氏です。
おいしいお菓子がどうしてこんなに気持ち悪く見えてしまうのでしょうか。不思議ですね。
でも、近づいてみてみるとちょっとよだれが出てしまうかも…
これらの画像には、考えさせられる力があると思います。今回のキャンペーンはちょっと過激すぎると感じる人も多いそうですが、糖尿病などゆっくりと進行するような病気の啓発としてこういった画像が効果的だとする声もあるということです。こういった機会に自分の生活を定期的に見つめなおすというのはいいことなのかもしれませんね。
