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ジーンとくる話

獣医も諦めて匙を投げた犬を、女性は看病し続けた

バリ島の街角で力無く弱った小さな迷い犬を見つけたアンドレアは、犬の状態に愕然とします。病気と飢えでやせ細り、すっかり衰弱したその雄犬は歩くのもやっとな様子でした。体毛はほとんど抜けてしまっていました。しかも耳はひどい傷とかさぶたに覆われ、見るも痛々しい姿でした。

Youtube/Misus Yaya

辛そうな犬を見て居ても立っても居られなくなったアンドレア、震える犬を抱き上げると最寄りの動物病院へと連れて行きました。しかし診断した獣医から受けた告知は無情なものでした。犬は手の施しようがない状態で、もう長くは生きられない、安楽死させるぐらいしかできることがないというものでした。

Youtube/Misus Yaya

安楽死など到底受け入れられない、そう考えたアンドレアは犬に「ベンジ」と名付け自宅に連れ帰りました。ベンジの耳は疥癬に感染しており、定期的に抗生物質を注射しなければいけませんでした。

Youtube/Misus Yaya

皮膚がむき出しになったベンジの体を優しく洗い、毎日ピュアココナッツオイルを塗り込んでやりました。

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こうした看病を続けること数週間、医師の宣告とは裏腹にベンジは見事回復を果たします。アンドレアの献身的な看病のおかげで皮膚は健康を取り戻し、毛皮も再び生えてきました。耳も少しずつ回復しています。食欲旺盛で元気な人懐っこい犬らしい姿を徐々にベンジーは取り戻しています。

Youtube/Misus Yaya

3ヶ月後、すっかり毛皮が生え揃ったベンジー。アンドレアに保護された他の犬や猫とともに、幸せな家族の一員として暮らしています。以前とは同じ犬とは思えない、すっかり見違えた姿で新しい生活を満喫しています。

Youtube/Misus Yaya

ベンジーの変身の様子はこちらから視聴できます:

医師の宣告に耳を貸さなかったアンドレア。おかげでベンジーは命拾いをすることができました。瀕死状態のベンジーの生きる力を信じたアンドレアの献身的介護のおかげで、現在の愛情に溢れた元気一杯なベンジーの姿があるのです。よかったね、ベンジー!