ちえとくをフォローする

ストーリー

母は息子が1人のはずの部屋で何者かと話す声を聞いた。その正体をカメラに捉えたとき思わず叫んだ!

ドラえもん、スターウォーズのR2-D2など、洋の東西を問わず「人間を助けてくれるロボット」というのは人類が描く共通の夢です。漫画や映画の中だけで描かれる架空の存在だと思われていたそんなロボットたちですが、テクノロジーが目覚ましく進歩したこの現代社会においてはもはや夢物語と言い切れないようです。

1

ある日物陰からこっそりと、息子が算数の宿題に取り組む様子を撮影していた、アメリカ・ニュージャージー州に住む母親、Yerelyn Cuevaさん。

なかなかの難問に、頭を抱える息子。「頑張れ息子よ!君は今、成長しているのだ…」Yerelynさんはそう思いながら微笑ましく息子の姿を見守っていたに違いありません。しかし6秒後、そんなYerelynさんの期待を打ち砕く予想だにしない出来事が起きました。

「アレクサ!5引く3は?」

「5引く3は、2です」

なんと息子は人工知能を搭載したスマートスピーカー、アマゾン「エコー」にしれっと問題を解かせていたのです。何のためらいもない、清々しいまでに鮮やかな犯行。常習犯に違いありません。

1

母Yerelynさんによると、この家にアマゾン「エコー」が届いたのは1週間ほど前。この短い間に、この6歳児は人工知能をフルに使いこなし冬休みの宿題を終わらせる方法を見つけ出したのです。ちなみに息子のボーくん、終わった後はきちんとエコーに「宿題を手伝ってくれてありがとう」と伝えたそうです。

いかがでしたか?可愛くて微笑ましいこの光景ではありますが、テクノロジーが子供達に与える影響がどのようなものなのか思わず考えてしまいます。子供達には、正しい距離感を保ちつつ、テクノロジーと向き合ってより良い未来を築いていってほしいですね。