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2歳の子供の死から1週間後、祖父はショッピングカートの中にあるものを見て思わず息をのんだ。
アメリカ・オクラホマ州に住むアリッサ・ヘッカーが息子のオーウェンを連れて近くの店で買い物をしていたとき、ある年配の男性と感動的な出会いがありました。
アリッサはこの時のことを、Facebookに投稿しています。
その日、店内で通りすがりの男性にオーウェンが「こんにちは」と話しかけるよ、男性は立ち止まり、息子の元へと歩み寄ってきました。
そのとき起こったことに、アリッサは涙を抑えることができませんでした。
「いい年して、この前ショッピングセンターのど真ん中で号泣してしまった。
その日、私たちは店で息子のオモチャを探していた。
オーウェンは恐竜のオモチャを3つ手に取って、どれを買おうか迷っていた。
そのとき突然、オーウェンが通りすがりのおじいさんに『こんにちは』って声をかけた。
その人は振り返って、『やあ、おチビちゃん』て言いながら、オーウェンと一緒に恐竜のオモチャで遊び始めた。
今の世の中、何が起こるかわからないし、知らない人が息子に近寄ってきて遊び始めた状況に正直ちょっと困っていた。
次の瞬間、おじいさんは財布から20ドルを取り出すと、オーウェンの胸ポケットに入れた。そして、こう言った。
『実は、2歳の孫を先週失くしたばかりでね。ほら、このお金でこの子にオモチャを3つとも買ってあげなさい』
そして男性はオーウェンの背中をポンポンとさすって、涙をぬぐいながらその場を立ち去って行った。
『どうもありがとう!』
オーウェンがそうと叫ぶと、男性はこちらを振り返って言った。
『なあに、じゃあまたな!』って。
この世界にも、まだこんなに感動的なことってあるのね」
男性がオーウェンとアリッサに見せたのはほんの些細な親切かもしれません。わずか2歳でこの世を去ってしまった孫の姿がオーウェンの姿に重なったのでしょうね。