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【あなたの家が狙われているサイン】玄関前にぶちまけられた豆…絶対にそのままにしないで！

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もしある日突然、自宅玄関前に缶詰の豆がぶちまけられていたら…あなたならどうしますか？

おそらく、ほとんどの人が悪質なイタズラだと思って豆を片付けることでしょう。中には不気味に思ってそのまま放置しておく人もいるかもしれません。

しかし、ぶちまけられた豆をそのまま放置しておくことは、実は犯罪者に対して危険なサインを送っていることになるのです…

イギリスの警察は現地で多発している「豆ばらまき」に関して注意喚起しています。

8月16日の朝、英国ノース・イースト・イングランド在住のマリア・セリーノ・ストレイカーは自宅玄関前に金時豆の水煮缶がぶちまけられていることに気がつきました。どうせたちが悪いイタズラだろう、そう思い重く受け止めていなかったマリアですが…元警察官の親類にこの一件について話したところ、恐ろしい事実が発覚します。

実はこの「豆ばらまき」、空き巣犯が狙っているターゲットの家が留守であるかを確認する手口だったのです。玄関前にばらまかれた豆が数日経っても片付けられていなければ、住人は不在というサイン。

twitter.com/Dulwich Village Police

「幸い、私たちは在宅中で豆をすぐに片付けることができました。休暇で留守にしているご近所さんの玄関先を注意してあげてください」マリアはFacebookで注意を促しています

ノース・イースト・イングランド地元警察によると、この手口はイギリス全土で使われている空き巣の手口だそうです。玄関前にばらまかれるのは豆だけとは限りません。住人がすぐに気がつき片付けようとするもので、雨がちょっと降ったくらいでは簡単に洗い流されないようなものであれば何でも使われるそうです。

ちょうど夏休み休暇で家を留守にする人が多いこの時期、マリアの投稿は瞬く間にシェアされ大きな注目を集めました。

「注意喚起することで、自分だけでなく近隣のお年寄りや休暇で不在中のご近所さん宅にも気を配ってもらえたら、と願い投稿しました。私の投稿で1人でも空き巣被害から救うことができれば幸いです」とマリアは語っています。

空き巣は行き当たりばったりで留守の家に侵入するわけではなく、家族構成や外出時間、帰宅時間などターゲットの家を入念に下調べをしてから犯行に及びます。

とくに休暇シーズンで留守にする家が増える時期などは空き巣にとっても稼ぎどき。このような不在確認手口を使い、留守であるか否かを調べた上で侵入するのです。

また、今では広く知られるようになった、玄関先などに目印となる暗号を残してターゲットの家をマーキングをするケースもあります。玄関先に不審な文字や記号が書かれていないか、日頃から注意しましょう。

様々な手口で狙った家々を「下見」した上で犯行に及ぶ卑劣な空き巣・窃盗犯。この手口は現在イギリスで多発しているものですが、日本でも空き巣犯の下見手口として使われる可能性があります。防犯に繋がる情報を周囲でシェアし、日頃から空き巣に狙われないよう意識することで、少しでも空き巣被害に逢うリスクを減らしたいですね。

防犯対策に役立つ情報はこちらの記事からもご覧いただけます ↓

・【帰宅した瞬間すべきこと】卑劣な犯罪の犠牲者にならないために、絶対に身につけておくべき習慣

・台風の漏電点検にやって来た3人組の男。しかし帰ってから引き出しを見てゾッとした

・【一人暮らしの防犯対策】気づかないうちに不審者に仕掛けられてしまう罠に注意

 

プレビュー画像: ©️twitter.com/Dulwich Village Police

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