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理想の外見のため、自分の生殖器を取り除いたタトゥーマニア

外見の雰囲気を変えてイメチェンするには?ヘアスタイルやファッションの路線を変更するというのが、手っ取り早く有効な方法でしょう。しかしアダム・カーリーケール(32歳)が自分の外見を変えるために選んだ方法はかなり過激なものでした。

全身の90%以上、眼球にまでタトゥーを施しているのです!しかもアダムの変身はまだ終わってはいません。

数年前まで、アダムは特に目立たないごく普通の外見でした。20代の初めにガンを告知されたアダム。長期的な治療により、免疫機能が低下し、同時に色素欠乏症(アルビノ)を発症します。アダムはアルビノにより白くなった肌を覆い隠すかのように、タトゥーで全身の素肌を着色し始めたのです。

「いつも自分が社会に馴染めない存在だと実感していたよ。好きな色はグレーなので、今の肌の色も黒鉛をイメージするグレーにしたんだ」

しかし、そんな全身ほぼタトゥーのアダムの美意識上、どうしても受け入れられないことがありました。生殖器がグレーに染まった体に馴染まないのです。そこで、思い切った措置にでることに。なんと手術でペニス、睾丸、乳首を除去してしまうことにしたのです!

なんとも驚きの発想ですが、アダムによるとこの除去手術はあくまでも変身を遂げる上で理にかなった手段であり、生殖器はさほど自分にとって重要ではないそうです。アダムが暮らすイギリスには物議を醸す異例の手術を敢えて引き受ける医師はいないため、メキシコまで行かなければいけません。性転換をしたInstagramモデルの恋人ヴェロニカを連れ立って、体のタトゥーを施されていない箇所を取り除く手術を受けるため、メキシコへと向かったのでした。

「タトゥーで自分の体をデザインしていくんだ。自分自身に対して明確なビジョンを持っているから、それを一歩一歩着実に実現していくだけさ。人生はあっという間だ。明日何が起こるかなんて考えるのはやめたんだ」とアダム。

まだまだ変身過程にあるというアダム。超型破りな「自分を変える」方法ですが、完成形を目指して次は体のどこに手を加えるのでしょうか? そして本当に満足できる完成形に到達する日は来るのでしょうか? 人には様々な価値観がありますが、アダムの身体にかかる負担が少し気がかりです。