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マリリン・モンローについてあなたが知らない9つの事実

ハリウッドの伝説的女優マリリン・モンローは、アメリカのポップカルチャーを形成した唯一無二のアイコンとして今も人々の記憶に残る大スター。

自分の魅せ方を知り尽くしていた彼女は、SNSなどなかった時代の元祖インフルエンサーなのかもしれません。時代の寵児となり、メディアに引っ張りだこだった彼女ですが、実は知られざる面もたくさんあります。

そんなマリリンについて驚くべき事実を8つご紹介しましょう。

セレブの知られざる秘密:マリリン・モンロー編

1. 吃音に悩まされていた

マリリンは子ども時代から10代にかけて、緊張したときに出る吃音に悩まされていました。そんな彼女に言語療法士は特別な呼吸法を勧めました。彼女のトレードマークの一つであるささやくようなセクシーな声は、こうして生まれたと言われています。

©Wikimedia/By Dell Publications, Inc. New York, publisher of Modern Screen (Page 34)/CC0

2. 朝食にこだわりがあった

マリリンは毎朝、温めた牛乳に生卵2個をいれて混ぜ合わせたものにマルチビタミンを入れて飲んでいました。

©Wikimedia/Teichnor Bros., Boston/Public Domain

3. 最初の結婚は16歳

マリリンは3回結婚しましたが、最初の結婚は1942年、16歳のとき。相手は近所に住む警察官ジェームズ・ドハティ。

マリリンは母親が精神病院に入っていたため、幼少期のほとんどを孤児院と里親のもとで過ごしました。15歳の頃、里親が他州に移り、彼女は再び孤児院の世話にならなければならないことに。孤児院に戻りたくない彼女は16歳の誕生日を迎えた直後に20歳のジェームズと結婚したと言われています。

4. 整形をしていた

彼女は映画スターにふさわしい容姿にするため、顎と鼻先の美容整形手術を受けていたことが診療記録から明らかになっています。

5. 本の虫

マリリン・モンローは、おバカなブロンド美女というイメージとは裏腹に、非常に読書家でした。彼女の個人蔵書は400冊以上あったそう。

6. 知的な恋心

マリリンはルームメイトと一緒に「寝たい男性リスト」を作ったことがあるそうです。マリリンのリストのトップは「アルバート・アインシュタイン」。

後にマリリンは実際にアインシュタインに会い、「私たちが結婚したら、あなたの頭脳と私の美しさを持ったスゴイ赤ちゃんが生まれるわね」とプロポーズめいた発言をしたという逸話も残っています。ちなみに、アインシュタインは「逆だったら大変だからやめておきましょう」と返事したと言われていますが、このエピソードに関しては都市伝説のようです。

7. おバカなブロンドイメージを裏切るIQの高さ

スクリーンの中ではおバカなブロンド美女を演じることの多かったマリリンですが、実際のところ彼女のIQはかなり高く、IQ168だったという説もあります。

(前述のアインシュタインのIQは160。いずれにせよ、もし二人の間に赤ちゃんが生まれたとしたら、頭の良い赤ちゃんだったことでしょう。)

©Wikimedia/Teichnor Bros., Boston/Public Domain

8. スマートなビジネスウーマン

おバカなブロンドの役柄にうんざりしていた彼女。「セクシーなマリリン」しか求めない映画会社と手を切るため、1954年に自分の制作会社「マリリン・モンロー・プロダクション」を設立し、映画「王子と踊り子」を世に送り出しました。

9. 隣に眠るのは・・・

36歳の若さでこの世を去ったマリリン・モンロー。現在はウェストウッドのメモリアルパークで静かに眠っています。多くの人が触ったり、キスしたりするので、彼女のお墓だけ色がつき、キスマークもたくさん付いているんです。

そんなマリリンの墓のお隣を生前に購入していたのは、雑誌『プレイボーイ』の創刊者ヒュー・ヘフナー。2017年に亡くなったヒュー・ヘフナーは現在、望み通り、マリリンの隣に眠っています。

©Wikimedia/Arthur Dark/CC BY-SA 4.0

マリリン・モンローは1926年6月1日ノーマ・ジーン・ベイカーとして生まれ、生きていれば今年96歳を迎えることになります。36歳という若さでこの世を去りましたが、60年経った今でも彼女の人気は衰えることなく、世界中の人々を魅了し続けています。

出典: republicworld , mentalfloss
プレビュー画像: ©Wikimedia